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  1. 諫早市議会 2009-03-02
    平成21年第1回(3月)定例会(第2日目)  本文


    取得元: 諫早市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前10時 開議 ◯議長(中村敏治君)[69頁]  おはようございます。これより議事日程第2号により、本日の会議を開きます。  日程第1「議席の変更について」を議題といたします。  お諮りいたします。会議規則第4条第3項の規定により、議席を変更したいと思います。議席は、ただいまお手元に配付の議席表のとおりとすることに御異議ございませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 2 ◯議長(中村敏治君)[69頁]  異議ありませんので、そのように決定いたしました。  日程第2「議案第13号から議案第16号」までの4議案を一括議題とし、これより各委員長の報告を求めます。  まず、総務文教委員長。 3 ◯総務文教委員長松本正則君)登壇[69頁]  皆さん、おはようございます。これより、総務文教委員会に審査を付託されました議案第13号「平成20年度諫早市一般会計補正予算(第6号)」のうち、歳入全般、歳出中関係分、繰越明許費補正中関係分及び地方債補正につきまして、審査の経過及び結果を報告いたします。  審査に当たっては、地域総合整備事業資金貸付事業の対象である本野温泉郷開発事業の現地調査を行うとともに、提出された資料をもとに審査を行ったところであります。  審査の過程における質疑の主なものは、次のとおりであります。  まず、歳出中関係分について、3款企画振興費3項地域振興統計費地域総合整備資金貸付事業について、制度の概要及び地域総合整備財団の役割と市との関係はどのようになっているかとの質疑に対し、この貸付制度は、市が金融機関等と共同して地域振興に資する民間事業活動を支援し、活力と魅力ある地域づくりの振興に寄与するため、財団の支援を得て、民間事業者等に無利子資金の貸し付けを行うものである。財団の役割は、当該制度の活用を希望する民間事業者からの市への申請があった際、市の依頼により当該融資案件の総合的な調査・検討を行うもので、その結果に基づき、総務省からの起債の同意がなされ、市が貸し付けを決定するという関係となっている。また、財団は、貸付決定後の実際の貸付実行から最終償還に至るまでの事務を、市から委託を受けて行うものであるとの答弁がありました。  また、今回申請がなされた本野温泉郷開発事業が、事業採択要件である「地域振興に資する」と判断した理由は何かとの質疑に対し、地元への貢献としては、直接・間接の雇用36名のうち35名を地元から採用されること、現在本野地区にはない内科系クリニック、小規模多機能型介護サービス施設等、医療・介護施設の開設による地域の社会福祉への貢献、また、温泉・レストランへの多くの来場者による経済波及効果、あわせてレストランで使用する食材の調達に当たっての地元農産品の地産地消などがある。また、市への貢献としては、固定資産税及び法人市民税の収入の増などがあり、額については確定していないが、市の実質的な負担となる利息分、おおむね1,000万円程度を1~2年間で収入できると見込まれているとの答弁がありました。  また、今回の貸付事業は、対象事業がほぼ完了する時期での予算措置となっているが、その理由は何か。また、事業者から市に対し、この融資制度の利用を希望する旨の届け出が最初になされたのはいつかとの質疑に対し、事業者からの融資を希望する最初の申請があったのは昨年5月8日であり、市はこれを受け、財団に対し事前協議の申し出を県を経由して行った。その後、協議の段階を経た後、事業者に必要書類等の提出を求め、財団における総合的調査・検討が行われた。その結果、本年1月21日に財団からの認定の内示及び総務省からの起債同意等予定額の通知がなされ、これを受け、今議会への貸付事業の実施に係る予算計上となったとの答弁がありました。  また、事業者への融資の連帯保証金融機関が倒産した場合はどうなるのかとの質疑に対し、地域の産業を支える地方銀行が倒産することは考えにくく、経営状況が相当に悪い場合においても、合併や国有化により営業継続の取り組みがなされ、債権・債務は引き継がれ保証されるものと思われる。また、市と事業者の契約の中にも、連帯保証金融機関を追加・変更させることができること、事業者に繰上償還を申し出ることができることが明記されていることから、問題は生じないものと考えているとの答弁がありました。  なお、委員から、今回の貸付事業の認定に当たっては、市及び財団による事業計画や資金計画等の審査がなされ、連帯保証を行う金融機関の審査もクリアしているとの説明であったが、その審査において提出された事業計画書や長期損益収支のシミュレーションを見ると、全体事業費に対する借入額の割合が高く、年間の償還額も大きいことから、その支出に見合うだけの必要な収入を確保するために、温浴施設への入場者数や高齢者住宅における入居者数が過大に見積もられている感があり、若干甘い見通しとなっていないか懸念されるところである。仮に経営が立ち行かなくなった場合、市としては、貸付元金2億4,000万円については金融機関の保証があるが、それまでに支出した償還利息に係る本市の負担分は、結果的に無駄な支出ということになる。当該事業が、市及び財団の採択要件を満たすものであったとしても、現下の市の厳しい財政状況や地域経済の低迷する状況を考えるとき、市の判断はこれまで以上により慎重に、主体的な裏づけを持った審査により決断されるべきものと考える。また、今後この制度の利用を希望する事業者がどの程度あるかはわからないが、今後の同事業の実施に当たっては、こうした点も考慮し慎重を期されたいとの意見がありました。  そこで、委員から、当該貸付事業に係る本市の過去の実績及び県下の実施状況はどのようになっているかとの質疑があり、旧諫早市においては、平成8年度から平成11年度に、諫早観光ホテル道具屋、水月楼、白雪食品、諫早記念病院の施設増設等の事業に対する実績があり、また、旧小長井町においては、平成11年に、(株)たらみの工場建設事業に対する実績がある。また、本年度下期の県下他市の実施状況としては、長崎市で4件、平戸市及び南島原市で各1件ずつがあるとの答弁がありました。
     次に、4款財務費1項財政費の基金費について、国庫支出金である地域活性化・生活対策臨時交付金を財源として、諫早市都市整備事業基金に約1億3,000万円の積み立てがなされているが、臨時交付金の性格からすると、基金に積み立てるのではなく具体的な対策事業への早急な活用が望ましいと思われる。執行に関する制限等はないのかとの質疑に対し、国の第二次補正予算であり、執行が可能となる時期が年度末であることから、種々の制約に対する国の配慮や、今回の緊急経済対策の効果が年度をまたいで、今後も維持されるための事業の措置も必要であるとの観点から、総額の3割を上限に基金積み立てに充ててよいこととされている。なお、その場合においても、翌年度中に取り崩し、充当することが条件とされているとの答弁がありました。  次に、12款消防防災費2項消防費、消防機材整備事業及び自主防災組織機器整備事業について、いずれも地域活性化・生活対策臨時交付金を財源として、消防団や自主防災組織が利用するホースやヘルメット、初期消火用ボックス等を整備しようとするものであるが、こうした資機材は年次的に更新・拡充がなされているものと思う。今回の臨時的な措置はどのような考えのもとになされるのか。また、各消防団等に支給される時期はいつごろかとの質疑に対し、例年、必要な資機材の購入については、4月に各消防団等に対し状況の調査を行い、調整の上、予算の範囲内で計画的に配分、支給を行っている。今回の補正予算は、地域活性化・生活対策臨時交付金を活用して一層の整備を図ろうとするものである。なお、支給時期については、できるだけ急ぎたいと考えており、夏ごろを目標に事務を進めていきたいとの答弁がありました。  次に、13款教育費1項教育総務費、AED整備事業について、これも地域活性化・生活対策臨時交付金を財源として、市立の全小中学校、幼稚園及び9カ所の生涯学習施設・体育施設にAEDを配置しようとするものである。万一の事態への備えが強化されたことは非常によいことであり評価するものであるが、今後はその設置されたAEDをいかに適切に使用できる体制をつくるかが課題となってくる。使える方を育成する講習会の実施についてはどのように計画されているかとの質疑に対し、講習会については、これまで学校ごとに行われてきており、本年2月現在での市内の小中学校の教職員の講習受講率は約31%である。今後の実施については、消防署と協議の上、より多くの機会を提供していきたいと考えている。また、一度受講された方についても複数回受講していただくことで、全体としてより適切な操作ができる体制の確立、維持につながるものと考えているとの答弁がありました。  以上のとおり、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、総務文教委員長報告を終わります。(降壇) 4 ◯議長(中村敏治君)[71頁]  次に、厚生委員長。 5 ◯厚生委員長(松岡眞弓君)登壇[71頁]  皆様、おはようございます。これより、厚生委員会に審査を付託されました各案件につきまして、審査の経過及び結果を報告いたします。  審査に当たっては、諫早駅バリアフリー化支援事業、貝津町の貝津高速インターバス停前の公衆便所等管理整備事業、平山町の待合所整備管理事業の現地調査を行うとともに、提出された関係資料をもとに審査を行ったところであります。  各案件の審査の過程における質疑の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第13号「平成20年度諫早市一般会計補正予算(第6号)」のうち、歳出中関係分及び繰越明許費補正中関係分についてであります。  繰越明許費補正中、諫早駅バリアフリー化支援事業について、繰越明許となった理由は何かと質疑に対し、工事用道路等の確保に時間を要したためであるが、5月末までには供用開始する予定であるとの答弁がありました。  5款健康費1項健康予防費、AED整備事業では、AEDの購入単価は幾らか。また、休日などにおける緊急時の対策はどうしているのかとの質疑に対し、定価では1台当たり30万円程度だが、前回の入札では18万円程度で購入しており、ハードケースについては、5万円程度と考えている。また、今回ハードケースを購入することで、これまで屋内に設置していた既設のAEDを屋外に設置することもでき、休日においても使用できるようになるとの答弁がありました。  職員のAED講習の取り組みはどうかとの質疑に対し、前回設置された15カ所の職員については、既に講習を受けている。今回は新たにAEDが配置される施設の職員に対しての講習を考えており、日程については、現在、消防署と調整中であり、4月中に2回を予定しているとの答弁がありました。  新型インフルエンザ対策事業では、啓発用パンフレット及び緊急時に使用する資材はどの程度購入するのかとの質疑に対し、啓発用パンフレットは、自治会の回覧用に3,800冊、窓口用に1,200冊の計5,000冊を購入する予定である。備蓄資材については、防護具やウイルス対策マスク、消毒剤など緊急的なものとして2週間分を予定しており、市内を5エリアに分けた形での適正な備蓄と配置を考えているとの答弁がありました。  また、新型インフルエンザが発生した場合の医療機関との連携はどうかとの質疑に対し、県の行動計画では、新型インフルエンザの発生時には、その患者の診察、治療に当たる医療機関が指定されており、本市では日赤長崎原爆諫早病院が指定されるなど予防対策の構築が図られている。今後は、本市においても早急に新型インフルエンザ対策に関する行動計画を策定する予定であるとの答弁がありました。  6款福祉費2項社会福祉費、子育て応援特別手当支給事業では、対象は何人か、また、支給までの手順はどうなるのかとの質疑に対し、対象児童数は、約2,300人を想定している。支給までの手順については、まず、3月上旬に全世帯に対して「子育て応援特別手当」に関するお知らせを、中旬以降に申請書を送付し、4月下旬ごろに第1回目の振り込みを予定している。その後は、毎月月末締めで翌月中旬ごろに振り込みをしていく。また、振り込み先の口座については、事務の効率化を図る上で、公金振替口座の活用を考えているとの答弁がありました。  また、申請期限はあるのかとの質疑に対して、申請期限は半年間であり、事務については、定額給付金事務担当と協力しながら取り組み、市民からの問い合わせに関しては、本庁、支所、出張所などと連携して対応していくとの答弁がありました。  7款生活環境費2項交通対策費、待合所整備管理事業では、バス待合所の修繕は、定期的に行っているのかとの質疑に対し、塗装等保守については計画的に行っているが、修繕についてはバス待合所の状況を見ながら必要に応じて行っているとの答弁がありました。  地方バス路線維持対策事業では、今後の補助や路線の見通しはどうかとの質疑に対し、長崎県交通局は、平成19年に路線の廃止を取り下げており、廃止や減便については、基本的にないと考えている。県交通局では、路線を維持するため合理化の努力を続けており、今後補助が大幅に増加することはないと考えているとの答弁がありました。  以上のとおり、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第14号「平成20年度諫早市老人保健特別会計補正予算(第2号)」についてであります。  損害賠償請求事務については、交通事故等第三者行為を原因とする医療給付費等に係る損害賠償額の増加に伴い事務手数料が増加したとの説明があったが、理由としては、高齢者の交通事故がふえたことかとの質疑に対し、交通事故件数がふえたわけではなく、けがの程度や治療期間、過失割合などにより金額が変わるので、1件当たりの金額がふえたことが原因であるとの答弁がありました。  以上のとおり、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第15号「平成20年度諫早市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」についてであります。  低所得者及び被用者保険の被扶養者だった被保険者に対する保険料の軽減額相当分を長崎県後期高齢者医療広域連合へ納付するもので、軽減額の確定に伴い、負担額が増加したものとの説明がありました。  軽減されながらも滞納している人は何人いるのかとの質疑に対し、滞納者は、約280人で、一期も納付していない人は40数名であるとの答弁がありました。  諫早市の保険料収納率は幾らかとの質疑に対し、本市の保険料収納率については、県下でも非常によく、平成20年12月末現在で99.27%であるとの答弁がありました。  また、滞納対策はどうしているのかとの質疑に対し、督促状や催告書の送付、徴収職員による電話や自宅訪問などの納付勧奨を行っている。今後は、広域連合とも協力しながら滞納者の状況を把握し、高額滞納につながらないような対応を考えるとともに、滞納者を出さないような体制づくりを図っていきたいとの答弁がありました。  以上のとおり、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第16号「平成20年度諫早市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」についてであります。  介護従事者処遇改善のために、国が全国平均で3%の介護報酬改定を行うとのことだが、上乗せ分の3%については、確実に介護従事者に渡るのかとの質疑に対し、3%の数値はあくまで全国平均であり、地域によって差がある。諫早市では、2.8%の見込みである。今後、本市としては、報酬改定により介護従事者の処遇改善が図られるかどうか注視していきたいとの答弁がありました。  以上のとおり、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、厚生委員長報告を終わります。(降壇) 6 ◯議長(中村敏治君)[72頁]  次に、産業経済委員長。 7 ◯産業経済委員長(松尾義光君)登壇[72頁]  おはようございます。これより、産業経済委員会に審査を付託されました議案第13号「平成20年度諫早市一般会計補正予算(第6号)」のうち、歳出中関係分、繰越明許費補正中関係分及び債務負担行為補正中関係分につきまして、審査の経過及び結果を報告いたします。  審査に当たっては、新干拓地営農支援事業の中央干拓地・小江干拓地と干拓の里整備事業の現地調査を行うとともに、提出されました関係資料をもとに審査を行ったところであります。  審査の過程における質疑や意見の主なものは、次のとおりであります。  まず、8款農林水産費5項特産振興費、新干拓地営農支援事業は、本市の農業振興を図る上で重要な事業であり、現地調査からも順調に営農が進んでいることが確認できたが、関連して、諫早湾干拓の全農地における作付状況はどうなっているかとの質疑に対し、本年2月12日現在の調査によると、作付面積が415ヘクタール、収穫済み面積が973ヘクタールで、延べ作付面積は合わせて1,389ヘクタールとなり、農地面積が約672ヘクタールであることから、面積的に見ると2回の作付が行われたことになる。主な作物は、バレイショなどの露地野菜と飼料作物であり、作付面積はそれぞれ約500ヘクタールであるとの答弁がありました。  今回の事業において、国からの補助は事業主体2法人ともに交付されるが、県からの補助が1法人にしか交付されていないのはなぜかとの質疑に対し、県の補助要件が低コスト耐候性ハウスを整備する場合だけとなっており、今回は、1法人のみがこの対象となっているためであるとの答弁がありました。  次に、3項農村振興費、干拓の里整備事業は、中央広場に常設テントを設置するとのことだが、これまで諫早農林水産ふるさと自慢市などの大型イベントの際に設置していた仮設テントと同じ規模になるのか、また、耐用年数はどれぐらいかとの質疑に対し、規模は仮設していたテントとほぼ同じで、ステージ用テントが12メートル×12メートル、お客様用テントが10メートル×50メートルとなる。耐用年数は、約20年で強度的にも問題はないとの答弁がありました。  なお、委員から、常設するのであれば、お客様に喜んでいただき、また、楽しんでいただかなければいけない。そのためには、テントの特質である張り方に曲面や球面など変化をつけることができることを生かして形状に工夫を凝らすことや、風雨対策についても万全を期すことが必要であるとの意見がありました。  干拓資料館においてはDVDシアターを作成するとのことだが、映像の収集など、どのように作成しようと考えているのかとの質疑に対し、DVDの内容は、これまでの来館者の意見や視察対応で気づいた点を参考に、専門家の意見を聞きながら協議を進めていきたい。また、映像については、既存の映像資料とあわせ、これまでの諫早湾干拓事業の取材映像など取り入れながら作成できないか検討していきたいとの答弁がありました。  なお、委員から、DVDの作成については、先進施設を参考にすべき。また、展示資料については、地域の協力を得て、一点でも多くの資料を収集し、展示方法や配置にも工夫をすべき。特に農機具については、実際どう使用されていたかがわかるよう牛や馬などの模型を利用して使っている姿を展示すべきとの意見がありました。  次に、9款商工労働費1項商工費、定額給付金給付事業については、家族が数人いる場合、世帯主が申請者となり、世帯分をまとめて世帯主に対し給付することになっているが、家庭の事情により住民登録はそのままで別の場所に居住している世帯主以外の家族が、個人で申請し、給付を受けることはできるのかとの質疑に対し、同一世帯構成員が、世帯主とは別に個人で申請・給付を行うことはできない。給付対象者ではあるが、あくまで受給権者(申請者)は世帯主となっており、全国一律の取り扱いとなっている。今後、問い合わせに対しては十分説明して理解を求めていきたいとの答弁がありました。  実際の給付については、申請者の指定する口座への振り込みが原則で、やむを得ない事情がある場合は現金給付も可能ということだが、そのやむを得ない事情とは何か、また、申請の期限はどうなっているかとの質疑に対し、やむを得ない事情とは、金融機関の口座を持っていない場合で、金融機関から遠隔地に住んでいるため新たに口座をつくりに行くことが困難であることなどを想定している。申請期限は、受け付け開始から6カ月以内であるとの答弁がありました。  元気いさはや生活応援事業プレミアム付き商品券の発行については、商品券を利用できる店は、あらかじめ応募によって登録された指定店ということだが、市民は地域の身近な店でも利用できることを望んでいるはずだ。諫早商工会議所や各商工会の会員以外の店にも指定店への参加の告知は行うことになっているのかとの質疑に対し、市内のすべての店舗や事業所等に参加していただきたいと考えているので、諫早商工会議所や各商工会の会員以外の方も含め、市内全域から参加店を募集することにしており、参加負担金2,000円を負担していただければ、指定店となることができるとの答弁がありました。  プレミアム付き商品券の発行にあわせ、実行委員会や各商店街はどのような消費拡大策を行う予定にしているのかとの質疑に対し、実行委員会では、商品券の利用促進のかなめとなる広告宣伝活動を各種広報媒体の活用により行うことを計画しており、また、各商店街は、生活応援セールということで、商店街独自の商品券の発行やスタンプの倍押しなどを計画している。何とか市内で消費していただき、地域経済の活性化を図りたいと考えているので、さらに検討を重ねたいとの答弁がありました。  次に、2項観光物産費、観光情報発信事業について、既存の観光ガイドマップとは別に、新たに観光小冊子を作成する理由は何かとの質疑に対し、観光基本計画を策定する際に行ったアンケートでも情報発信が不足しているという結果が出ていたことや、観光関連のコンベンションに出席した際に、諫早市を紹介できる小冊子的なものを求められていた経緯もあったので、主に諫早の魅力を紹介する内容の観光小冊子、観光チラシを作成する。また、観光ポスターも作成し、人が多く集まるような場所に固定的に設置し、市の内外の方にPRをしていきたい。なお、既存の観光ガイドマップについては、掲載内容もわかりやすく、持ち歩きにも便利との好評を得ているので、増刷を行うとの答弁がありました。  以上のとおり、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、産業経済委員長報告を終わります。(降壇) 8 ◯議長(中村敏治君)[74頁]  次に、建設委員長。 9 ◯建設委員長(山口隆一郎君)登壇[74頁]  皆さん、おはようございます。これより、建設委員会に審査を付託されました議案第13号「平成20年度諫早市一般会計補正予算(第6号)」のうち、歳出中関係分、繰越明許費補正中関係分及び債務負担行為補正中関係分につきまして、審査の経過及び結果を報告いたします。  審査に当たっては、小長井町の山茶花高原ピクニックパーク(風力発電維持管理事務・山茶花高原整備事業)、高来町の三部壱公園(市民公園等整備事業)の現地調査を行うとともに、提出された関係資料をもとに審査を行ったところであります。  審査の過程における質疑の主なものは、次のとおりであります。  まず、繰越明許費補正中、県営港湾整備事業について、繰越金額は久山港内におけるしゅんせつ工事に関するものとのことであるが、しゅんせつの目的は何かとの質疑に対し、資材等を搬出入する1,000トン級の船舶が岸壁まで安全に航行し、接岸できるようにするために実施するものであるとの答弁がありました。  次に、債務負担行為補正中、道路台帳統合業務について、今回の変更は入札による減額がその理由とのことであるが、入札に参加した13社の入札額には大きな開きがあり、落札業者は他の業者よりも大幅に低い額で応札しているように思えるが、その要因をどのようにとらえているのかとの質疑に対し、市町村合併以後、全国の地方自治体において道路台帳整備が進められており、落札業者は全国規模で道路台帳統合業務を手がけているため、経験と技術が豊富であり、他の業者よりも低い額で応札できたものと分析しているとの答弁がありました。  次に、10款土木費1項土木費、生活基盤緊急整備事業について、今回の補正予算額を5,000万円とした根拠は何かとの質疑に対し、生活基盤整備事業(すみよか事業)は箇所ごとの事業費による積算ではなく、各支所、出張所への均等配分を基本としている。今回の補正予算額も、本庁を含む12の支所、出張所ごとに400万円程度をめどとして配分する考えで計上しているとの答弁がありました。  本年1月末における支所、出張所ごとの予算執行に違いがあり、執行率79.1%の支所もあれば、既に99.9%を執行してほとんど予算が残っていない支所もあるため、均等配分するよりも予算残額に余裕のない支所、出張所に対して重点的に配分すべきだと思うが、どのように考えるかとの質疑に対し、実際の配分に当たっては、現計予算の執行状況を見きわめた上で各支所、出張所に適正な額を配分することにしている。また、執行率の違いは、農繁期を避けて農閑期に実施する場合や、下水道工事等のような他の事業の竣工を待って着工するほうが効率的な場合もあるなど、地域や地区ごとで事情が異なるためであり、補修箇所や優先度についても地元の実情に詳しい自治会長等の意見を尊重しながら実施している。なお、本事業の平成19年度決算では、全体の補修箇所が547件、予算執行率も99.9%になっており、市民から高い評価をいただいている事業でもあることから、今後も継続して実施したい事業の一つであるとの答弁がありました。  1事業費当たりの限度額を130万円としているのはなぜかとの質疑に対し、本事業の目的は道路、水路などの維持補修や小規模改良等を迅速に実施することであり、そのためには随意契約での発注が望ましいが、随意契約できる工事請負金額は地方自治法施行令や諫早市契約規則の規定に基づき130万円以内とされているためであるとの答弁がありました。  次に、11款都市整備費1項都市整備費、田結港内公有水面埋立事業について、補正内容は一般財源から国・県支出金(地域活性化・生活対策臨時交付金)への財源更正であるが、既に実施している事業であっても交付金の対象となるのかとの質疑に対し、今回の場合、平成20年10月31日以降に着工した事業であればその対象となるとの答弁がありました。  また、埋立地にゲートボール場を整備する計画になっているが、その経緯を説明してもらいたい。現在は、ゲートボールよりもグラウンドゴルフがはやりであり、それを承知した上での計画なのかとの質疑に対し、昨年10月に開催した飯盛地域での市政懇談会において、地元住民から埋立地にゲートボール場を整備してもらいたいといった強い要望があったことを踏まえて整備することにした。その後、グラウンドゴルフ場も整備してほしいといった声を聞いているが、整備予定のゲートボール場はグラウンドゴルフ場としても利用可能であり、さらには2年後に整備を計画している多目的広場でもグラウンドゴルフができることを説明しており、地元住民にも理解していただいていると思うとの答弁がありました。  次に、2項公園費、風力発電維持管理事務について、山茶花高原風力発電機の建設事業費と起債に係る交付税措置はどの程度なのか。また、これまでの売電額と維持管理費はどのくらいかとの質疑に対し、建設事業費は3機総額で5億3,064万5,000円であり、このうち補助金と一般財源を差し引いた2億4,380万円を起債等で対応している。また、平成24年度までの起債等の償還総額は2億6,064万円程度である。1号機と2号機は辺地債で対応しており、償還額の80%が地方交付税に算入されるが、3号機の場合、1号機と2号機の発電量を合わせるとピクニックパークの消費電力量を超えることから建設目的が売電事業とされたため、県の無利子貸付資金で対応している。なお、売電額は平成10年度から平成21年度までの見込み額を加えると総額約1億3,042万円であり、保守点検費や修繕費の維持管理費は約8,810万円であるとの答弁がありました。  これまでも落雷による故障等で修繕費がかさんでいるようであるが、3機すべてを稼働させるのではなく、1機は休止して2機稼働とするような考えはないのかとの質疑に対し、建設事業費よりも高額な修繕費が必要となる場合は検討の余地はあると思うが、補助事業を活用して建設している以上、耐用年数内は目的に沿って利用しなければならない。また、耐用年数を経過し老朽化が著しい場合等は、モニュメントのような社会見学施設等としての活用策も検討する必要があると思うとの答弁がありました。  県内では山茶花高原に風力発電機が最も早く建設されたと記憶しており、当時はクリーンエネルギーの最先端技術として非常に関心が高かったと思うが、現時点で行政としてはどのような評価をしているのかとの質疑に対し、従来は火力発電のように二酸化炭素を排出しての発電が主であったが、風力発電は小学校の教科書にも掲載されているように子どもたちの環境教育の教材として、また、地域活性化策等といった役割があったと思う。しかしながら、これからは行政よりも民間が主体的となって風力発電等の自然エネルギーの活用に取り組んでいただくほうが地球温暖化を抑制する低炭素化社会の実現等にもっと大きな効果があると思うとの答弁がありました。  以上のとおり、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、建設委員長報告を終わります。(降壇) 10 ◯議長(中村敏治君)[75頁]  議事整理のため、しばらく休憩いたします。                 午前10時44分 休憩                 午後1時30分 再開 11 ◯議長(中村敏治君)[75頁]  これより、各委員長の報告に対して一括して質疑に入ります。 12 ◯相浦喜代子君[75頁]  それでは、質問させていただきます。  まず、総務文教委員長報告に対してですが、3ページで13款教育費のところでAED整備事業がありますが、市内の全小中学校、幼稚園及び9カ所の生涯学習施設、体育施設にということですが、市内には私立の小学校と中学校があります。小学校に関しては聖母の騎士小学校、そして、中学校に関しては椿原中学校が小長井町にあります。そして、長崎日本大学中学校、創成館中学校とあるわけですが、こちらのほうの整備についてはどのようになるかとの議論があったか、お尋ねいたします。  また、建設委員長に質問させていただきます。  2ページにありました公園費、風力発電維持管理事務についてですが、ここに詳しく書いてあるのですが、その中で、今回、平成20年度追加予算2,400万円あるわけですが、維持管理費が、ここではトータルで8,810万円、3機でこれだけかかっているということですが、1号機、2号機、3号機が、なぜこれだけの修繕費が必要になってくるのか。国内、国外の製品というふうにもお聞きしておりますが、その内容について、また、1号機、2号機、3号機それぞれ、今まで修繕費がどれくらいかかっているのかをお尋ねいたします。  そして、産業経済委員長に関しましては、1ページの3項農村振興費、干拓の里整備事業の中の常設テント設置なのですが、御存じのように干拓の里も、埋め立てでいろんなところで地盤沈下しております。今回のように大型のテントを常設で置くということは、それなりの重量がかかるかと思いますが、その重量についての審議がなされていたかどうかを、まずお尋ねします。  それと、雨天時にテントがあるとそれはもう十分利用できるわけですが、私もよく諫早農林水産ふるさと自慢市などが干拓の里である場合に、大型テントが設置されるのを見ております。イメージとしては、ブースの部分のあのテントが常設されるのだろうなということなのですが、下の水はけの悪さというのをいつも感じていて、雨が降った後などは相当ぬかるんでおりまして、私のように体重がある者ですと、完全に靴がずぼずぼと入り込んでしまう。もうちょっと笑っていただくと、冗談でよかったのですが、入り込んでしまって、本当に靴がひどい状態になってしまうのです。  そういう水はけの部分も、これから心配になってくるのではないかと思いますので、テント常設とあわせて、地盤のほうの改良工事もなさるような議論がされていたのかどうか。  それと、あとはテントのデザインの件なのですが、この1ページのところにも、デザインについては楽しんでいただけるようなものということですが、私もそれで考えたのですけど、子どもたちから絵を募集して、そして、その絵をテントに印刷するということをすると、子どもたちの親御さんも含めて、来場者がふえるのではないかと思ったのですが、そういった具体的なデザインについての議論がなされたかどうかを、まずお尋ねします。 13 ◯総務文教委員長松本正則君)[76頁]  相浦議員の質問にお答えをいたします。  まず、AEDの今回の設置箇所についてでございますが、小学校で28台、それから中学校で14台、幼稚園が2台で、これが北諫早幼稚園と高来幼稚園で、諫早幼稚園は今現在あります。それから、生涯学習施設、体育施設等では、諫早文化会館、多良見のぞみ会館等で9台ということで、合計53台の設置を今回の予算で上げられております。  私立については、今回は上がっておりません。  以上でございます。 14 ◯産業経済委員長(松尾義光君)[76頁]  それでは、相浦議員の質問にお答えをいたします。  まず、1点目の埋立地軟弱土のテント設置における重量についての質問でありますけども、一般建築構造物と比べますとかなりの軽量で済むということを、まず第1点に言われました。まさに、こういう軟弱地での対応は、的確に適応できるとの計算がなされているとのことで答弁をいただいております。  次に、雨天時については、ちょうど私たちが現地の視察をいたしましたときにも雨が降った後でございまして、かなりの水たまりがあったわけでございます。その現場でも、委員の皆様方から、ここは水はけが悪いなということでいろいろと質問を受けておりましたし、また、委員会の中でもそういう質問があったわけでございます。あそこの形状は、ちょうどすり鉢状に、ずうっと中心に水が寄ってくるような構造になっているそうでございまして、ところどころ芝生がはげてみたり、あるいは土が流れ落ちたり、途中で水たまりがあるということでございますけど、そこら辺は補修をしながら、その対応をしていきたいというような答弁をいただいております。  また、3点目の質問でありますけども、テントの形状やデザインの工夫、あるいは絵などを印刷してはどうかということで、相浦議員からそういう論議がなされたかというようなことでございましたけども、これはもう本当に、委員皆さん全員から、せっかくそういうところにテントをつくるということは、景観、あるいは、そういう状況等も見合わせて、テントの工夫というのはするべきだというような多くの意見が出されたわけでございます。  また、当局からの答弁といたしまして、そのような意見を踏まえて、いろいろと今後は協議し、そしてまた、考えていくということでございます。例えば、シールをいろいろ工夫をして張ったりとか、色であるとか、あるいは形状であるとか、そしてまた、雨天時におきましては、委員の皆さんからも、そういうテントの高さが5メートル、勾配があって後ろの高さが4メートルと、かなりの高さになりますので、そこら辺の雨風の対応等についても、ビニールで囲う必要性であるとか、いろんなそういう工夫についての意見が出されたわけでございまして、当局といたしましても、なるだけそういうふうなことについて考えて、また設置をしていきたいという答弁をいただいております。  以上でございます。 15 ◯建設委員長(山口隆一郎君)[77頁]
     相浦議員の質問にお答えいたします。  なぜ風力発電機の修繕費が高額になり、修繕に時間がかかるのかという1点目の質問です。  これは、山茶花高原には、1号機、2号機、3号機と3機の風力発電機があります。1号機は国内製、これは三菱製となっております。2号機、3号機はデンマーク製です。会社名はベスタス社ということでございます。  その1号機の三菱製の発電機については、これは平成10年ですが、機種が古く、現在受注生産になっており、部品についても在庫がなく、受注後の製造となるためでございます。また、2号機、3号機は外国製であり、修理の際は外国から技術者を派遣することになっております。そのため、一たん故障した場合、1号機、2号機、3号機ともに、修繕費が高額になったり、修繕に時間を要したりしている現状でありますとの説明があっております。  質問の2点目でございますけども、1号機、2号機、3号機のそれぞれ修理費はどの程度かかっているのかとのことですけども、これにつきましては、委員会では、個々の修理代については資料をもとに平成17年度から平成19年度までの3カ年分に限って説明がありました。その説明の中では、1号機が、これは三菱製ですが、1,079万9,250円、2号機はデンマークのベスタス社製ですが、1,890万3,150円、3号機は275万1,000円であったという報告を受けております。  参考まででございますけども、1号機は平成10年度、2号機は平成12年度、3号機は平成14年度にそれぞれ建設されております。  以上でございます。 16 ◯相浦喜代子君[77頁]  総務文教委員長のほうから御答弁いただきました市内の小中学校では、当然、まずは諫早市立の小中学校及び施設に置くということで、それは私も理解ができます。特に、御存じのように聖母の騎士小学校、それから椿原中学校というのは、もともと福祉の目的があって設置されている学校で、経営的にも諫早市も当然補助を出してやっておりますので、特に聖母の騎士小学校、それから椿原中学校への支援というのは、ほかの市立小学校と変わらないような支援があってもいいのではないかなと、設備をされるのであれば、当然同じような設備があってもいいのではないかと思いました。  あとの長崎日本大学中学校、創成館中学校に関しては、私立で、それぞれ運営上の問題というのもありますでしょうし、それぞれの施設を経営なさっている方がお考えになることで、既にもしかするとついている可能性もあるのかと思いますが、今後、予算が仮に余るといったらおかしいですけど、入札かれこれの問題で、最終的には可能性というのがあるのかないのか、そのあたりを再度お尋ねいたしたいところです。  建設委員長の答弁においては、そうすると、これでいくと新しい3号機は平成14年度に建設されており、比較的修繕費もかかっていない。1号機は一番古いので、多分、この委員長報告の御説明にあった1機は休止して2機稼働とするような考えはないのかというのは、休止する機というのは1号機を指しているのかとも思うのですが、しかし、2号機のほうが1,890万円、約2,000万円も既にかかっているので、この場合は、耐久年数というのがそれぞれ大体平成15年からたしか20年の間であったように私も記憶しておりますので、当然、この問題は、今後建設委員会でも議論していくことになるのではないかと思うのですが、そういった意味では、この1機を休止して2機をというのは、どれをということではなかったのか、もしくは、この1号機、2号機、3号機の中でも、これはもう休止したほうがいいのではないかという具体的な話まで出ていたのかどうかお尋ねします。  産業経済委員長ですが、数値的には軽量であるという説明をもらったということですが、数値まで出てきたということは、具体的にデータなりの中で議論があったのかどうかお尋ねします。 17 ◯総務文教委員長松本正則君)[77頁]  まず、残額が出るかどうかというのは、今の段階では、予算措置をしている段階ですので、お答えはできないのが事実ですが、ただ言えるのは、私立の施設については今後のことだということで、今の状況ではすぐには答えを出すことはできないとしか言えませんので、御理解をいただきたいと思います。 18 ◯産業経済委員長(松尾義光君)[78頁]  再質問にお答えいたします。  大型テントの重量概要計算でございますけども、資料をいただいておりますので、その資料の中で説明しますが、もう詳細にわたっては、鉄骨が何キログラムというまでは要らないですね。総重量は、約1万8,187キログラムが使用されるということでございまして、要するに観客用テントは10メートル掛け50メートルでございますので、500平方メートルでございます。それで割りますと、1平方メートル当たり36キログラムという計算になろうかと思います。  それで、ステージ用テントでございますけども、これが12メートル掛け12メートルでございまして、総重量が8,822キログラムということでございまして、これも平方メートルで計算いたしますと144平方メートルになりますので、それで割ると1平方メートル当たり61キログラムの計算になろうかと思います。  以上でございます。 19 ◯建設委員長(山口隆一郎君)[78頁]  相浦議員の再質問にお答えいたします。  具体的に休止するのは1号機、2号機、3号機の中でどれかということですが、それは具体的には話をしておりません。また、耐用年数の件ですが、耐用年数は17年間と聞いております。  参考までですけども、起債は平成24年度で終わるということでございます。  以上です。 20 ◯宇戸一夫君[78頁]  産業経済委員長総務文教委員長にお尋ねいたします。  まず、総務文教委員長にお尋ねしたいと思いますが、企画振興費の地域振興統計費、本野の地域総合整備資金貸付事業の件でございますが、報告書に書いてありますように、この2ページを見ますと、若干甘い見通しになっているということが書いてあります。  したがいまして、この総事業費はどのくらいなのか。この貸付金額については、ここに貸付対象事業費は12億3,662万2,000円と書いてありますが、総事業費は幾らなのか。それと、そこの会社のほうに貸すわけですが、その会社の資本金というのはどのくらい持っておられるものか。  それと、これを借りますと、年間相当な金額です。全体的にどのくらい借りられて、年間どのくらい支払いをされるものか。そういうことがなかったら、そのお金をお借りになるのは諫早市だけではないでしょうから、その辺の総額をお尋ねしたいと思いますし、また、その総額に対して年間幾らぐらいの元金と利息合わせて支払われるのかを、まず総務文教委員長にお尋ねしたいと思います。  産業経済委員長の報告に対しましては、3項の農村振興費、干拓の里整備事業、これは中央広場の常設テントの設置の件でございますが、今まで借用でやってきておられたわけです。今回、もう買って、常設テントにするということでしょうが、年間の借用料は今までどのくらいの金額を支払っておられるのか。多分、何かイベントは、年に2回ぐらいあっていたのではなかろうかと思いますが、それに対するリース代です。  それと、購入と新しく常設される費用はどのくらいを見ておられるのかを、まずお尋ねをしたいと思います。  以上です。 21 ◯総務文教委員長松本正則君)[78頁]  まず最初に、本事業の総事業費でございますが、当初の事業費は15億2,400万円でございます。そのうち、土地代、造成費、また、ボーリング等が5月前に終わっておりますので、それを引いた額が貸し付けの対象額ということで、12億3,700万円程度となっている状況でございます。  それで、この中で、先ほど言われましたように15億2,400万円ほぼ全部が、資本的にはわずかなものでございまして、ここの会社の資本金が1,000万円になっておりますので、ほぼこの金額が借り入れ状況にあるということでございます。  そういった流れの中で、この施設は2つの施設がございます。そういったことで、このシミュレーションでは、温浴施設が年間売り上げを3億8,000万円としております。それから、この利益を、売上原価を引いた金額が2億9,000万円としておりまして、この中から人件費等が約1億1,000万円、それから営業利益を1億1,000万円と見込んでおりまして、この中から返済金として7,800万円、それから税金が約1,800万円程度で、収支では1,800万円程度が残っていくというような収支の計画になっております。  もう一つの複合施設につきましては、年間の売り上げが約7,900万円で、15年間につきましてはほとんどゼロの姿で、利益が極端に上がるということではなくて、マイナスのときもございますし、ほぼゼロに近い形で、15年後に収益が上がる形となっているシミュレーションが出されているところでございます。 22 ◯産業経済委員長(松尾義光君)[79頁]  それでは、宇戸議員の質問にお答えいたします。  1点目、なぜテントを常設あるいは購入して設置しなければならないのかということが質問の趣旨であろうかと思います。  平成17年からこれは設置しているわけですけども、年間約400万円がテントの借り賃ということで計上をしております。  ちなみに、設置しないときの入園者は、年間約6,500名程度であったわけでございますけども、テントを設置してからの入園者というのは3万人ぐらいになったと、テント設置の効果は抜群な成果をなしているというような説明があったわけでございます。それから、いろんなイベント等があるわけでございますけども、まず雨の心配をしなくてよくなったということが大きな利点ではなかろうかというようなことを答弁いただいております。  それから、市民の皆様方からの強いテント設置に向けて要望があったと同時に、議員の皆様方何名かの方々が、この設置に向けての質問がなされていたわけでございます。また、今日、中央干拓地の営農開始と同時に、干拓の里を訪ねてくる人がふえてまいりまして、今後さらなる人口交流を図るためにも、ぜひこのテントが必要だということを感じて、今回、こうしてお願いをしたというような答弁でございます。  また、設置経費につきましては、今後の入札にも関係してまいりますので、控えさせていただきたいと思います。  以上でございます。 23 ◯宇戸一夫君[79頁]  産業経済委員会の常設のテントの設置の件につきましては、いつもテントをしていましたら、雨の場合にでも、小さいイベントのときもそれを利用されるということから、効果があるのではなかろうかと思いますので、もうこれは質問を打ち切ります。  総務文教委員長にお尋ねをいたします。  もう、ほとんどが要するに借金のような状態での本野温泉郷開発事業ということになっておりますが、それと、国とかあるいは財団法人地域総合整備財団のほうがオーケーということで、もう市も貸したということになるわけです。それで、当然、市は、銀行が保証人と聞いておりますが、銀行はどこが保証銀行になっているわけですか。 24 ◯総務文教委員長松本正則君)[79頁]  保証については、連帯保証は十八銀行になっております。 25 ◯宇戸一夫君[79頁]  最後になりますが、委員長報告に書いてあるように、若干甘い見通しとなっているということが懸念されるわけです。私は、委員長報告に書いてあるとおりだと思います。  お金を借りる場合、ある程度膨らませてというか、大きく持ってきて借りられる金を多くするというのが、大体人間の常識的な考え方なもので、その辺がなく、常に、ここに出してもらった書類審査が適正なものであったら、やっていけるのではなかろうかと思いますが、この辺がちょっと気になったもので、今回質問をさせていただきました。  委員長報告に書いてありますように、今後は、こういうような例があった場合には、もう少し資本対貸し出す金額に対して検討が必要ではなかろうかというふうに思っております。  以上です。 26 ◯牟田 央君[79頁]  まず、総務文教委員長にお尋ねします。  今、質問が続いているわけですが、本野温泉郷開発事業の件なのです。この会社は、株式会社エピクスという会社だそうです。資本金は1,000万円。出資比率は、今のお尋ねで400万円、400万円、100万円、100万円というぐあいに答えられたかどうか私はわかりませんが、代表取締役という方が100万円、取締役があと3名いらっしゃって、その方の1人が400万円と400万円、それからまた100万円というぐあいになっているようですが、ある一家の個人企業というぐあいに私は思うのですが、総務文教委員長はどのように判断なさったのか。  それから、委員長報告に書いてありますが、この株式会社エピクスという会社の目的には、温泉利用施設の運営、温泉供給業、不動産の賃貸というぐあいに書いてあるわけです。不動産の賃貸は、どこに貸すかということがまず第一です。それで、複合施設というのがありまして、高齢者専用賃貸マンション、小規模多機能型介護サービス施設、クリニックとかいうのを多分貸されるのではなかろうかと思うのですが、それはどこにお貸しになるのか。それから、今度は、借りるところは一体どなたが理事になっておられるのかということです。  それから、事業費を見てみると、この事業費が大体15億3,000万円かかるという資金調達計画なるものがあるようです。地域総合整備資金2億4,000万円を一応諫早市が貸すという前提で、これはされているようです。十八銀行、これは瑞穂支店というところだそうでございますが、これが9億8,700万円、合計が12億2,700万円で、借入金ほかと書いてあって、ほかの今度は借入金が2億5,700万円、自己資金が3,600万円というぐあいに書いてあるわけですが、これが正しいかどうか。それと、このその他の借入金は、一体どこから借り入れられるのかというところです。  先ほどからの質問でもありましたように、15年を目安にして収支が、年間売り上げとか、原価とか、売上利益というのが、表が出されて説明をされているようですが、今の世の中、15年もてるかどうかというところです。県議会でも、百条委員会ができて、1億円を、あれはくれたのか、補助したのか。長崎市議会では8,000万円補助したということで、倒産したら百条委員会ができて、その中で審査がどうであったかという中では、県議会の百条委員会の中では説明が不十分であったと当局からの回答があったようですが、そこら辺をどういうぐあいに総務文教委員会は審査をされたのかというところです。  それで、ここにも書いてありますが、貸付事業については、過去の実績は、諫早観光ホテル道具屋とか、水月楼、白雪食品とか、諫早記念病院というのは、前からあった会社なのです。今まで地域に貢献しておられたところの事業に貸し付けをしたと、この今度貸し付けられる事業は、平成18年に会社を設立されて、できたばっかりの事業というぐあいに私は認識するのですが、それと同列には当然論議できないということなのですが、そこら辺をまさかごっちゃまぜにされて話をされたのではないかというところです。  次に、産業経済委員会も、随分今度は一生懸命やっておられたようです。もう、産業経済委員長は本当勉強家だと、私はしみじみ感心をしているわけです。  干拓資料館においてDVDシアターのことが書いてあるのですが、私が本会議の質疑中で、あそこにある大型機械を外に撤去したらどうなのかというお話をしたわけですが、出したらさび食うからどうしようもないとか、中で説明をしたほうがいいという農林水産部長の話があったのですが、産業経済委員会においては、それに全くもって同調されたのか、外に出したほうがいいのではなかろうかという論議があったのかどうか、そこら辺を答えてください。  それから、定額給付金の事業のところで、諫早商工会議所や各商工会の会員以外の方も含め、市内全域から参加店を募集することにしており、参加負担金2,000円を負担していただければ指定店となることができるという答弁があったと書いてあるわけですが、とかく諫早商工会議所だとか各商工会の会員の方々にしたほうが、当局側とすれば、非常に面倒くさくなくて、手間が省けると。しかし、そうではなくて、産業経済委員会の中では、もっと幅広く、手間がかかってもいいから、じっくり参加店を求めるような論議をされたかどうか、そこら辺を説明してください。  第1問は以上です。 27 ◯総務文教委員長松本正則君)[80頁]  まず最初に、代表の構成で、親族というか、内々の世界ではないかという御質問ですが、この件については議論という形にはならなかったということでございました。委員会としては、それについてはありませんでした。  もう一つ、この施設については、まず中身についてちょっと説明をいたしますが、ここの施設は、温泉を利用する施設と、もう一つは例えば、先ほど言われました高齢者の賃貸住宅、それから介護施設、それからクリニック、お貸しする施設というふうに分かれているということでございます。  そういった意味で、真和レジデンスということで、社会福祉法人真和会というところがそれを借り入れをしていくという部分が一つ入っています。クリニックについては、それを通じて今探しているという状況でございます。  それから、先ほど言われましたように、本市で今までやってきた経緯と、これについてどうなのか、新しいところはということについてですが、まず、事業そのものについて少し説明をさせていただきますが、この事業、本市のほうにも資金の貸付要綱というものがございます。  その要綱として、公益性、事業の採算性、それから低収益性の観点から実施されるものでございます。2番目に事業の営業開始に伴い事業地域内において5人以上の新たな雇用の確保が見込まれるものということと、3番目に事業の貸付対象費用の総額が2,500万円以上のもの、それから用地取得の契約締結後5年以内に事業の営業が開始されるものという、大きな要綱がございます。  これは、国のふるさと融資という概要に合わせて持っているところでございまして、この事業にのっとった形でやっているということでございます。  最終的に、その判断がどうだったかというのは、この事業そのものについて、本市がどこまで精査したかということにつきましては、こういうことを踏まえて、事業の財団法人地域総合整備財団並びに銀行の融資に対してできるかできないかの判断を仰ぎ、それを市が認め、そういう融資をしたということになっていると説明を受けているところでございます。 28 ◯産業経済委員長(松尾義光君)[81頁]  それでは、牟田議員の質問にお答えいたします。  第1点目の干拓の里の展示、特に大型コンバインでございますけども、これは本会議の中で牟田議員も当局にいろいろと質問をされていたわけでございます。その中で答弁があったように同調したのかということで、今質問をいただいたわけでございますけども、同調するしないは別として、干拓の里のDVDシアターもそうですけども、そしてまた、展示物にいたしましても、現地を調査いたしまして、委員ほとんどの皆さんが、これはもう物置同然だと、そういうようなことで、ここを一掃して、考え方を改めて、その展示のあり方についても検討していかないといけないということで、当局に申し合わせたところでございます。  そしてまた、大型コンバインでございますけども、非常に珍しいものでございまして、そしてまた、諫早干拓の歴史の中の一つのそういう展示物でありますので、外に出してしまえば、これはさびついて、ベルトも何も腐ってしまって、もう一発で悪くなるのではなかろうかと、展示されないようになるのではなかろうかとか、あるいは外に出してという委員もいらっしゃいましたし、また、あれがどんと真ん中に据えてあるわけです。そしたら、後ろのほうの展示物がどうしても見えにくいし、いろいろとそういう面での苦労がなされるのではないかなというようなことでもって、あれもどこかに動かすような、できればそういうようなことで検討をしていただき、今後の展示のあり方、あるいはDVDシアターの取り扱いについても、いろいろ先進地あたり、先ほど委員長報告で申し上げたとおりでございますけども、そういうようなことで検討してほしいと強く要望をいたしました。  それで、当局といたしましても、鋭意、皆さん方の声を大事に検討していきますという答弁をいただいておりますので、そのように報告申し上げる次第でございます。  それでまた、諫早商工会議所とかあるいは商工会だけに恩典があるのではなかろうかと、そうしたほうが簡単で、当局も考えているのではなかろうかということで、そこら辺はどうだったのだということで、論議したかというようなことでございますけども、本当に論議をいたしました。  そして、これはもう我々も、例えば、いろいろ市内に小規模の商店もあるわけでございまして、また飲食店もあるわけでございまして、そういう皆さん方が公平に諫早市プレミアム付き商品券を、せっかくの機会であるので利用していただきたいということで、もう長時間かけて委員会でも、ここの辺は論議をいたしたところであります。  そういう中で、元気いさはや生活応援実行委員会が昨日立ち上げてあるわけでございます。そういう中で、鋭意そういう方面も含めて努力をしていきたいということでございます。そういう中で、新聞であるとか、ラジオであるとか、あるいはテレビあるいは機関紙において、十分に網羅をしていきたいということでございますので、以上、答弁とさせていただきます。 29 ◯牟田 央君[81頁]  もうちょっと総務文教委員長はよく聞いてから答弁してくださいよ。私が何と言ったかというと、あなたたちも表をお持ちでしょう、その他借入金が2億5,700万円と書いてあるけど、その借入先はどこですかと聞いているのです。  それで、これは登記簿に全部載っていますから言いますが、芦塚さんという方は、この社会福祉法人真和会の理事にもなっていらっしゃるわけです。それで、株式会社エピクスの代表取締役です。それから、大野さんという方も、これももう登記簿等に載っていますからはっきり言いますが、この大野さんという一家が、この株式会社エピクスというのと社会福祉法人真和会というのを2つ持っていらっしゃるような感じです。それで、株式会社エピクスがつくった施設に社会福祉法人真和会が借りてするというのは、まさしく大野さん一家が全部を仕切るということです。だから、この方々の資産はどこにどうあるのかと。  事業額が15億3,000万円もかかる事業に、失礼ながらたった3,600万円の自己資金しかない。これを経営するのはおかしいと私は思うのです。ただ、悪いけれども、もしも倒産すれば、十八銀行が即2億4,000万円は返すそうです。株式会社たらみというところが倒産したときには、みずほ銀行というところが即返したそうですが、それはいいとして、失礼ながら倒産しそうな会社を、あえて何で諫早市が援助をしなければいけないのかというのを、一つ私は論議しなければいけないと思うのです。(発言する者あり)  だから、そういうのがもしも出てきた場合には、今こういう想定をしなければいけないのです。こういう施設、例えばクリニックには、委員長報告に書いてありますが、医者がいないから、賃貸マンションの前にならなければクリニックなんか人を雇えません。こういう施設は、もう今、日本全国にいっぱいあって、うまく経営ができているかというと、そうではない例を私は知っているから言っているのです。  バイオラボ株式会社だって一緒です。前途洋々たる会社に、県がいろいろ考えながら補助をしたけれども、見事につぶれたではないですか。長崎市だって、前途洋々な会社に補助金を出したわけでしょう。しかし、見事につぶれたわけでしょう。だから、今からはつぶれるということを考えながら、どうするかという一つの考え方を持たないと、つぶれてからどうにでもなるだろうというようなことではとんでもないと思います。  今、私は3つぐらい質問しましたが、まず、その他の借入金2億5,700万円は一体どこから借りたのかというところです。その見通しは、委員会ではどういうぐあいに論議したかということを説明してください。 30 ◯総務文教委員長松本正則君)[82頁]  まず、借り入れについては、十八銀行から借りているというふうに聞いております。  それから、もう一つは見通しについておっしゃいましたが、この見通しについては、当委員会で、委員長報告にも書いてありますように、非常に厳しいようなシミュレーションをやっていると書いております。そういった意味では、これでやっていけるのかという議論もいたしました。  その中で、最終的には、財団法人地域総合整備財団の審査をされたものを、要するにこの制度そのものがある以上は、財団法人地域総合整備財団がこういう形で精査をし、こちらに来て精査をされたということで、当然、社会福祉法人真和会等の関連もされたというふうに伺っております。  そういった意味で、この事業そのものについては、銀行も保証すると。当市においては背負うものがないという判断と、それを信じるしかないということで、新しいこういう事業を展開するときに、諫早市としてもこういう形で援助をしようということで、利子の補給について得にするための施策としてこれが載っているので、これをしないという要綱にはならないという判断をしたところでございます。 31 ◯牟田 央君[82頁]  十八銀行というお答えなのですが、十八銀行から9億8,700万円と2億5,700万円を貸すという回答を受けたわけですね。そうすると、約11億円の部分を十八銀行が融資するということ、それから2億4,000万円を融資するにしても、それも払わなければ十八銀行が連帯保証として払うということです。  さきの委員長報告にも、非常に借入金が多額で大丈夫かというような、ごく当たり前の論議がされているのですが、こういう市民のお金を貸す場合には、これは当局も説明責任と同時に、議会もオーケーする場合にはしっかりと論議をしてからしないと、後で百条委員会がどうのこうのというぐあいにならないようにしなければならないと思って、私は発言しているのです。  以上です。 32 ◯議長(中村敏治君)[83頁]
     ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 33 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  ほかになければ、これをもって質疑を終結し、順次討論、採決いたします。  まず、議案第13号「平成20年度諫早市一般会計補正予算(第6号)」に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 34 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第13号に対する委員長報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 35 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  異議ありませんので、議案第13号は原案どおり可決されました。  次に、議案第14号「平成20年度諫早市老人保健特別会計補正予算(第2号)」に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 36 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第14号に対する委員長報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 37 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  異議ありませんので、議案第14号は原案どおり可決されました。  次に、議案第15号「平成20年度諫早市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 38 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第15号に対する委員長報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 39 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  異議ありませんので、議案第15号は原案どおり可決されました。  次に、議案第16号「平成20年度諫早市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 40 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第16号に対する委員長報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 41 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  異議ありませんので、議案第16号は原案どおり可決されました。  次に、日程第3「議案第2号から議案第12号まで及び議案第17号から議案第28号」までの23議案を一括議題とし、これより各議案ごとに質疑に入ります。  まず、議案第2号「諫早市個人情報保護条例の一部を改正する条例」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 42 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  なければ、これをもって議案第2号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第3号「諫早市消防団員の定員、任免、給与、服務等条例の一部を改正する条例」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 43 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  なければ、これをもって議案第3号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第4号「諫早市立学校設置条例の一部を改正する条例」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 44 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  なければ、これをもって議案第4号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第5号「諫早市介護従事者処遇改善臨時特例基金の設置、管理及び処分に関する条例」に対する質疑に入ります。 45 ◯宮崎博通君[84頁]  議案第5号ですけども、これは平成24年3月31日でその効力を失うとあります。この提案理由が、介護保険料の上昇を抑制することにより、第1号被保険者の介護保険料の負担の軽減を図りたいので、この条例案を提出すると、このように提案理由にありますが、平成24年3月31日以降効力を失うわけですけども、その場合に第1号被保険者の介護保険料が上がる可能性があるのですが、そのときにはどうされるのですか。 46 ◯健康福祉部長(平野 博君)[84頁]  宮崎議員の御質問にお答えします。  これは議案第6号とも絡みますが、議案第6号の資料を見ていただきたいと思います。このA3の横の分でございます。  今回、この基金の部分を充当する部分につきましては、この議案第6号資料の右側の上のほうに書いておりますが、今回は平成21年度に介護報酬に伴う保険料上昇分の全額と、それから平成22年度に上昇分の半額という形で予定をしておりまして、今回は、この介護報酬改定の部分での影響額が、実は、平成21年度の影響分で118円、平成22年度の影響分で59円ということで、この2カ年分について充当をするということでございます。  今回、第4期につきましては、保険料の基準額は4,300円でございます。これは平成22年度でございまして、平成21年度が4,240円、平成23年度が4,360円、これを平均しますと4,300円でございます。第4期については、基準額は4,300円としておりますが、それを段階的に、この基金を充当しながら、上昇分を抑えるという仕組みになっておりまして、今回、その改定に伴う部分については、この2カ年分で上昇分についてこの基金を充てるということで組み立てをしているということでございます。 47 ◯黒田 茂君[84頁]  同じく第5条のところに、(2)前号の介護保険料の軽減に係る広報啓発、介護保険料の賦課・徴収に係る電算処理システムの整備に要する費用その他当該軽減云々とこうあるわけです。この条例というのは、介護保険料の上昇を抑制するための基金ということで勘案すれば、こういう電算処理システムあたりに使ってしまうと介護保険料に影響してくるのではないかなと思うのですが、その点については、これは使っていいということになっているわけですか。 48 ◯健康福祉部長(平野 博君)[84頁]  済みません。先ほど私、宮崎議員の部分でもう少し説明をすべきでしたが、少し足りませんでした。  先ほどの議案第6号資料の左側の下に、介護報酬改定による増加率ということで、これは諫早市の場合は2.8%、介護報酬改定で影響分があるわけです。その部分を保険料上昇の要因という部分で、この資料の左側の2番、(2)報酬改定増の部分が、今回の第4期では121円あるということでございまして、それを平成21年度と平成22年度分で補てんをするという組み立てでございます。説明が少し足りませんでしたので、以上の部分で追加補足説明とさせていただきます。  それから、黒田議員の質問でございますが、第5条の(2)の部分でございますが、この第6号資料で申しますと、右上のほうです。今回6,771万6,000円積むわけでございますが、そのうちの保険料軽減分が平成21年度で4,077万7,000円、平成22年度で2,057万8,000円と書いてあります。その下に、その他事務費ということで636万1,000円、その部分がこの金額に当たるわけでございます。  この部分の金額につきましては、周知、広報に係る経費に充てるということで予定をしておりまして、当然ながら第4期につきましての広報のための冊子とかチラシとかつくりますので、その分の経費に充当するという予定にいたしております。 49 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 50 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  ほかになければ、これをもって議案第5号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第6号「諫早市介護保険条例の一部を改正する条例」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 51 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  なければ、これをもって議案第6号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第7号「諫早市介護保険高額介護サービス費等貸付基金の設置及び管理に関する条例を廃止する条例」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 52 ◯議長(中村敏治君)[85頁]  なければ、これをもって議案第7号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第8号「諫早市国民健康保険条例の一部を改正する条例」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 53 ◯議長(中村敏治君)[85頁]  なければ、これをもって議案第8号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第9号「諫早市道路占用料条例等の一部を改正する条例」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 54 ◯議長(中村敏治君)[85頁]  なければ、これをもって議案第9号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第10号「諫早市緑化公園条例の一部を改正する条例」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 55 ◯議長(中村敏治君)[85頁]  なければ、これをもって議案第10号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第11号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について(高来町)」に対する質疑に入ります。 56 ◯藤田敏夫君[85頁]  幾つかお尋ねをいたします。資料2─1、2─2を使いながら御質問いたしますので、よろしくお願いいたします。  まず、この位置図2─1なのですが、確かにあらたに生じた土地の位置はわかりました。そうしますと、この土地は、堤防部分も含めてなされると思いますが、そうした場合に、残余の潮受け堤防についてはどういう取り扱いになるのかというのが、まず一つ。  次に、このあらたに生じた土地をどういうふうに利用するのかという、地目、用途です。これは、先ほど申しました堤防敷も含んでいるように思います。あと、残りの以前作業場として使っていた土地があります。その辺の用途は、どういうものに使われるのかということ。  次、3点目に、河川敷と海との境はどこになるのかと。この2─2の概要図で、海と河川敷とあるわけですけども、その境目がはっきりしていないということです。  そして、あともう1点、1の説明の中に一つ抜けているのかなと、細かいことですけど、一応確認をさせていただきます。概要図の右上のほうに125─2という数字が書いてあります。その数字のところは、道路なのかどうかわかりませんが、空白になっています。これも位置の関係で隣接の土地の一部になるのではないかということでございます。  以上、4点お尋ねをいたします。 57 ◯総務部長(早田 実君)[85頁]  まず、1点目の堤防用地の残りの部分でございます。これは、構造物としてそのまま残りますということでございます。土地ではございません。  それから、土地の用途でございますが、全体が5万670.51平方メートルでございますが、そのうち、緑地として3万8,654.65平方メートル、それから堤防用地、これは9,005.92平方メートル、これは国のほうに帰属をするということでございます。水路敷が3,009.94平方メートルということで、その緑地と水路敷については諫早市に帰属するというものでございます。
     それから、河川敷と道路との境界と海と土地との境界、両方でございますね。(発言する者あり)済みません、ちょっとよく質問がわかりませんでした。上のほうの赤い部分の右上のほうに125─6という地番と149─5の地番があろうかと思います。これをずうっと下のほうに真っすぐ伸ばしていただきますと、これは堤防道路の部分でございます。その右のほうを含めて、堤防敷でございますけれども、そういうふうになっておりまして、海との境界というのは、堤防敷と海がこの土地の境界になります。  それから、125─2のところでございますが、これは上のほうでございまして、これは隣接していないということでございます。 58 ◯藤田敏夫君[85頁]  最後の確認をいたしますが、125─2が道路だということで、それはわかっております。その125─2と書いてあるところに、道路みたいに白地があります。この白地は隣接の地番として関係ないのか、あるのかというところなのです。  それと、堤防のことについては、確かに、堤防敷が海と調整池の境だという現況もわかりましたけども、概要図に入れる場合は、海と河川敷の違いを、その堤防敷なら堤防敷の線をはっきり入れておくべきではないかというふうに思います。  以上です。 59 ◯総務部長(早田 実君)[86頁]  失礼しました。125─2ではなくて、そこの真ん中の白地というところでございますね。ここは、この地番の表示が矢印になっておりますが、139─3でございます。それで、139─3というのが地番でございまして、その右の縦線が149─4で、149─5というのが一番右の線でございます。 60 ◯赤崎光善君[86頁]  これはあらたに生じた土地ですけども、堤防道路が通っているわけでしょう。これを道路と何で区分していないのか。市の土地でしょう。それと、もう一つは、東西の旧堤防沿いに道路があるわけです。そこの区分もないわけです。どうなるのですか。 61 ◯総務部長(早田 実君)[86頁]  今回、この議案は、あらたに生じた土地の確認をするものでございまして、埋め立てをした部分でございます。そういうことで、この埋め立てをしたところに堤防道路があるということでございます。この堤防道路というのは、もともとは構造物ということでございましたけれども、これを埋立地に含めて免許をとったということで、埋め立てが完了したことに伴いまして、あらたに生じた土地ということで確認をお願いするものでございます。  以上です。 62 ◯議長(中村敏治君)[86頁]  ほかにありませんか。      (「なし」と言う者あり) 63 ◯議長(中村敏治君)[86頁]  ほかになければ、これをもって議案第11号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第12号「長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び規約の変更について」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 64 ◯議長(中村敏治君)[86頁]  なければ、これをもって議案第12号に対する質疑を終結いたします。  質疑を保留し、しばらく休憩いたします。                 午後2時35分 休憩                 午後2時50分 再開 65 ◯議長(中村敏治君)[86頁]  休憩前に引き続き、会議を開きます。  質疑を続行いたします。  議案第17号「平成21年度諫早市一般会計予算」に対する質疑に入りますが、質疑は、歳入、歳出、債務負担行為、地方債をそれぞれ区分して行います。なお、質疑はそれぞれ3回までとし、歳出については、款ごとに3回までとなっておりますので、御了承願います。質疑の際はページ数をお示し願います。  まず、歳入全般に対する質疑に入ります。 66 ◯牟田 央君[86頁]  骨格予算ということで、518億4,000万円ということで、54億7,000万円の減額になっておるわけですが、歳入は、行財政改革特別委員会の中でも、いわゆる交付金、地方交付税は5億3,000万円ふえておるわけですが、市税とか、それから、健康保険料だとか、それから、学校給食費だとか、それぞれ次世代にもいかに確保するかという論議を平成17年、平成18年、平成19年、平成20年としてきたわけですが、財務部長が委員長となって、各次長がそれぞれ委員長というか、主管みたいな格好で組織はされておるわけですが、どういうぐあいにその歳入を平成21年度は収納していくかということなのかを説明してもらいたいのです。確かにコンビニ収納とか、その他の政策はいろいろ出てきていますが、根本的にコンビニ収納だけでは収納できない、きちんとした滞納対策をどういうぐあいに平成21年度するかという論議をされたのか、まず1点説明してください。 67 ◯財務部長(馬場康明君)[86頁]  今お話の諫早市税等収入促進対策協議会、これは私が委員長をしておりますが、毎年、いろんな滞納対策について協議をしております。今、新しい方式も進めていくことは大切でございますが、通常の滞納対策をまずしっかりやっていくと。結局滞納をふやさないということがまず一番大切であるという観点から、現年度の税を中心としていろんな歳入に対して賦課したものに対してのお支払いをしっかりやっていただくということで、いろんな事情があるとは思うのですが、滞納されたものについて対策をするのではなくて、滞納にならない対策を重点的に平成20年度からはやっております。  そういう意味で、そういったものと重ねまして、それは電話であるとか、訪問であるとか、あるいは特別に督促状、催告状と言われるもの以外に、お忘れではありませんかという通知とか、こういったものをやりながら、事前の納め忘れがないように喚起をお願いしているという状況でございます。  それと、平成20年度はコンビニで軽自動車税をまず試金石として実行いたしました。この結果、初めてであったのですが、いきなり27%ぐらいの方が御利用されたと、金融機関が開いていないときに時間外に納めることができるようになったということでございます。  したがいまして、新年度ではこれをいろんなジャンルに広げていくと、保育料であるとか、国民健康保険料であるとか、そういったものに広げていくというようなことでございます。そして、国税の還付金あたりも差し押さえをさせていただく、あるいはホームページの広告料も今は軌道に乗って100万円を超えるようなもの、そういった新しいものにも取りかかっていくと。そして、処分をしていい普通財産についても、積極的に購買等も行っていくということで、これは最近では、合併をしまして、随分いろんな整理ができてきましたので、処分をいたしました。例えば、今年度は現在まで740万円、昨年度は6,500万円、その前は1億4,000万円とか1億9,000万円とかいうことで処分のほうも進んでおります。  いろんな新しい方策を考えながら、現在やっている滞納対策も、またこれもあわせてしっかりとやっていくということで、歳入の確保に努めております。これは、御指摘のあったとおりでございます。 68 ◯牟田 央君[87頁]  4月には新しい市長が誕生されるわけですが、やっぱりこれからは、首長、副市長が、自主財源の確保に一生懸命頑張ってもらわないといかんというふうに私は思うのです。ですから、新しく市長とか副市長が誕生されたら、財務部長とすれば、きちんと本部長になってもらうということを私は進言してほしいのです。  それから、今財務部長の答弁のように、市有財産の普通財産が各地にあろうと思うのですが、ところが、なかなか市の評価額は高いのです。非常に一般の私から考えると、買えないような値段を幾らつけてもなかなか市民は買えない。それだけ、今地価が下落をしている段階のことはもう皆さん方御存じなわけですよね。都会においても、またあとでも言いますが、この金融危機の折にもっと下がっていますよね。ですから、諫早市もそういう経済状況の中で市民にある程度安くてもお譲りして、それで、そこでまた活性化をして、そしてまた税収を上げるということをしないと、幾ら広く土地を持っていても税金は入ってこないわけですから、そこの観点を、損して得取れというようなことがよくありますが、市民のためにもう一回土地を戻すという考えの観点に立ち返って、そして、税収を上げていくと。幾ら高額な値段をつけてても、買主がいなければどうしようもないわけです。  今御存じのように、差し押さえ財産で大村地方裁判所の競売なんかを見ても、最初の値段からすると60%とか、売れるまで下げていくのです。なぜか。換金が目的だからです。債権の回収が目的だから、下げざるを得ないのです。二、三年前、四、五年前は、売れん売れんということでずっとたなざらしにされた不動産物件があります。しかしもうそういうぐあいに国だって変わっておるわけです。いかに取得して利用していただくか。そして、経済の活性化を行うかという観点に立って、もちろん叩き売りをしろということではないのです。そういうことを私は決して言いませんが、今までの観点を少し変えて、市民に買えるような値段で販売するという考え方をお持ちかどうか答えてください。 69 ◯財務部長(馬場康明君)[87頁]  市有財産の普通財産でございますが、購買につきましては、基本的には、市有財産評価委員会のほうでその価格を決定させていただいております。これは、近隣の取引であるとか、あるいは県の売買、それから、国の売買、こういったものを参考にしながら、非常に大きいものについては、直接鑑定評価をとって、これを参考にしながら決定をしていくということにしております。  そういう意味では、もともと市が公有財産等で必要ということで取得をしておりますので、処分をする場合には、それなりの評価でお願いをするということでございます。購買をいたしますので、余りに安いということになりますと、評価と違う。それは近隣のまた売買にも影響してくるという面もございますので、評価と違う価格で処分をするということについては、しっかりと今後必要に応じて考えてまた検討をして進んでいきたいというふうに思っております。 70 ◯牟田 央君[88頁]  私は、評価額が高いと言っているのです。評価をした後に安く売れとは言ってないのです。評価委員会の皆さん方が自分が買う気持ちで、そして、買ったその土地を利用するつもりで評価してくださいよと言っているのです。評価額を決めたら、それよりも安く売りなさいということを言ってないのです。固定資産税評価額自体、それから、都市計画税の評価額自体が、今の時点で高過ぎはしませんかという意味が含まれているわけです。ほとんど聞いてみてください、市民の皆さんに、私自身もこの評価額で売れるのかなと思う事案がいっぱいあるのです。そういうことを私は言っているわけですから、評価額自体が高くはないのですかと。評価額よりも、それより安く売りなさいと私は今言ってないのです。よろしいですか。評価額が高過ぎませんかと言っているのです。 71 ◯財務部長(馬場康明君)[88頁]  それは、いろんな買われる方の事情によっても高く感じたり、安く感じたりするようなことがあるかもわかりません。しかし、先ほど申し上げたように、いろんな事情を総合的に勘案して決定をしておりますので、適正な価格だというふうに考えております。 72 ◯宮崎博通君[88頁]  平成21年度当初予算ですが、去年の当初予算と比べて54億7,000万円、約9.5%の減という予算編成です。この減少をどのようにとらえておられるのか。骨格予算はあくまでも当初予算ですから、年度末にはいつものとおり、去年と一緒ぐらいになりますよというように見込んでおられるのか。いやいや厳しいですよと。それはいかんですよというふうに見ておられるのかどうか。  それと、ことし非常に不景気なので、また来年のこの市税関係の収入も減ってくるのではないかと思っていますが、来年のことを言うとちょっとおかしいのですけども、そこら辺の見通しをどう思っておられるのかお伺いをいたします。 73 ◯財務部長(馬場康明君)[88頁]  議員が御指摘のとおり、本年度の当初予算は4月に市長選挙、それから、市議会選挙が実施されるということから、基本的には政策的な判断を伴う、新たに政策的に事を起こすというふうな経費等を見送っております。そういう意味で、継続的な事業、途中でやめることができない事業、こういったものは組ませていただいて、お願いをしていると。あるいは義務的な経費については、当然お願いをしているということで、骨格予算ということでお願いをしております。  したがいまして、今後選挙後に新しい政権と、それから、議員の皆様のもとで新しい肉づけの予算をしていただくことになろうかと思います。通常であれば、夏前の6月議会になってくるであろうというふうに考えております。  それから、税等の考え方でございますが、これはもう皆様御承知のとおりで、アメリカのサブプライムローンから始まったいろんな金融市場の大混乱が国内まで、あるいは世界に及んでしまったという状況でございます。その意味では、法人市民税がやはり非常に落ち込むであろうと考えております。特に、中間申告をされるところはそのままあらわれてきますが、今度前年度の予定申告をされているところについては還付が相当に出るであろうということで、大体6割ぐらいになるのではないかと現在は予想しております。  来年度以降も今経済対策をいろいろ今議会でもお願いをいたしましたけども、こういったことで、希望的観測では戻してほしいと思っておりますが、これがなかなか思ったようにはまいりませんが、それから、固定資産税あたりが今度評価がえでございます。そういった意味で、やはりこれも落ちてくるということでございます。  そういったことで、景気の回復を期待するということで、現在は交付税には特殊な事情がございまして上がっておりますので、こういったことをトータル的にしながら、ただ、この総額につきましては、やはり政策的なものがございますから、前年度からふえる減るというところについては、ちょっと差し控えさせていただきたいというふうに思っております。 74 ◯宮崎博通君[88頁]  今度4月に市長選挙があるのでわかりませんけども、ただ、今の部長の答弁を聞いていると、やはり今この骨格予算にプラスして、やっぱり首長の判断で、政策上のそういう予算が組まれる6月以降はこうなるだろうと。ただ言えることは、見通しは自主財源は減ってくると。そうすると、これは部長の個人的な考えになるのかもしれませんけども、歳出削減をしていく必要があると思っているのです。そこら辺の考え方について、歳出削減についてはどのように考えているのかお願いをいたします。 75 ◯財務部長(馬場康明君)[89頁]  議員が御指摘のとおりで、この自主財源の確保というのは、もう一番大切なことでございます。これは、日本全国どこの自治体も一番頭の悩ませているところでございますが、しかし、長崎の諫早という、この地方にありまして、やはり経済の状況、いろんな地方の特色がございますが、その中で、自主財源の確保については、いろんな努力はしてまいりますが、最終的には政策によって、それが伸びる可能性もありますので期待はいたしますが、歳出のほうについては、やはりその歳入に見合った歳出の組み方ということをやはり考えていかなくてはいけないということで考えております。 76 ◯木村和俊君[89頁]  26ページ、今歳入のところで幾つかお尋ねがありました。それで、法人市民税では前年度に比べて3億1,705万1,000円減、それから、固定資産税で前年に比べて5億1,202万6,000円それぞれ減で予算が組まれてあることについては、今部長の説明で評価がえであるとか、あるいは昨年度の不景気による影響を見込んでの減だという説明でそうかなというふうに思います。  お尋ねしたいのは、その上の個人市民税、これが前年に比べて2億5,121万3,000円減額で計上されております。これについては、どういったことを要因としてこの減を計上されたのか説明をしてほしいと思います。 77 ◯財務部長(馬場康明君)[89頁]  個人市民税も、やはり景気後退に伴う所得の減ということで見ております。前年度が66億6,000万円ほど、本年度見ておりますのが、60億9,000万円ほど、約5億6,800万円落としております。これは、やはり今の景気等で申しますと、どうしてもそのようなことになろうということでございまして、国が出しております地方財政計画というものがございます。これは交付税の算定の基礎になるものですが、これで地方の財政はいろんな施策を施したことで予測をいたします。この地方財政計画でも、市民税については8.5%ほど減になるということでございますので、そこら辺は本年度の決算等から推しはかって今の8.5%そのまま、それから引用して計算をしております。 78 ◯村川喜信君[89頁]  市税についてお尋ねしたいのですけど、ちょっとずつ説明があっておりますけど、個人市民税、また法人市民税、この滞納繰越分は前年より増額予算を組んでおられます。それと違って固定資産税と都市計画税、これは前年に比べたら減額の予算を組んでいらっしゃる。先ほど部長のお話の中で、現年度分の滞納をしないように努力をしたいというお話なのですけど、やはり先ほどからほかの議員がおっしゃるように、やはり自主財源の確保というのは大事かなと。そういった中で、この滞納繰越分について、個人の市民税、法人市民税が増額で、固定資産税、都市計画税がなぜ減なのか、これが1点と。  あと法人市民税の法人税割、先ほど部長から前年度対比6割ぐらいというお話ですが、これは数字となって40%減の約4億7,000万円の減額、この40%減額は見通し甘いのかなという気がしてなりません。これは当初予算ですので大まかな数字を根拠として組まれたと思うのですけども、そこがどうなのか。  それとあと、固定資産税の一部を占める償却資産税ですけど、これが約22.8%の減、金額にすると2億8,400万円です。この償却資産税の2億8,400万円の減の根拠です。  あと1点、71ページの20款諸収入ですけど、これは雑収入です。これは前年に比べたら大幅な増額になっておるみたいです。約2億6,500万円ぐらいの増ですか。これは、市町村の振興宝くじが市町村配分金になるのかなと思っておるのですけど、これを確認をしたいと思います。よろしくお願いします。 79 ◯財務部長(馬場康明君)[89頁]  今度滞納繰越分の新年度予算の状況でございます。今御指摘がございましたように、市民税の滞納繰越分は増をしていると。それから、固定資産税の滞納繰越分は600万円ほどの減をしているということについてまずお答え申し上げます。  市民税については、新しく納税課のほうで滞納対策班を立ち上げまして、いろんな努力をした結果、分割納付がふえて、分割はするけれども払っていきますというふうなことによりまして、収入の増が見込まれるということで、これは、増をしております。  ところが、固定資産税のほうでございますが、これは、これまでのその滞納対策班がまず非常に大口から1,000万円単位とか、そういったものから努力をいたしましたので、だんだんと大口が減ってきたということで、少し小口のほうに入ってまいりましたので減だということで、前年度が非常に多く取れたということで伸びましたのでそういうことになっております。  次に、法人市民税でございます。法人市民税は、3億円ほど減をしております。法人市民税は大変予測がしにくくございますが、他市の例を見ましても、20%、30%、諫早市の場合には、実は少し多めにということでしております。これは、気持ちとすれば、固めにまず組まさせていただいたということで、大丈夫ではないかなというふうに考えております。  それから、償却資産でございます。これは、償却資産は前年度に比べて2億8,000万円、22%ほど減をしております。これは、現在の資産の減価償却と、倒産に伴う除却分や、それから、ほかの市へ移管あるいは売却、こういったものが見込まれております。それと、新規設備投資、課税免除、これは増はいたしますが、これを大幅に売却等が上回ってしまうということで減になるであろうということで予測をしております。  それと、諸収入でございます。71ページのほうに中段に市町村振興宝くじ市町村配分金というものがございます。2億4,369万2,000円が、ことし新たに入ってまいりまして、財団法人長崎県市町村振興協会からの市町村の配分金でございますが、サマージャンボの配分金でございます。県内の小中学校の耐震化支援等の財源といたしまして、平成21年度に今のところは基金を30億円を取り崩しまして、各県内の市町に配分をするということで、この分が一挙にふえたということで、これが増の原因でございます。 80 ◯村川喜信君[90頁]  この雑入の部分なのですけど、先ほど部長の答弁の中でございましたけど、使い道というのが学校の耐震化ということで特定されておるわけですか。 81 ◯財務部長(馬場康明君)[90頁]  耐震化支援等の財源としてということで承っております。 82 ◯中野太陽君[90頁]  先ほどと同じ71ページの小さいところなのですけれども、諸収入で広告掲載料というところがあります。これは、昨年ぐらいからですか、バナー広告の件なのかなと思うのですけれども、それと、一般質問でもたびたび上がってましたけれども、新しい媒体に広告を載せていくという提案があっていましたけれども、それもこれに含まれているのかどうか確認いたします。 83 ◯財務部長(馬場康明君)[90頁]  広告掲載料ということで113万4,000円を予定しているところでございます。これは、今御指摘のとおり、市のホームページの下のほうに、バナー広告がございます。その収入を予定をしております。ちなみに月に4万5,000件ほどアクセスがあるという状況でございます。現在はそれだけを予定をしております。 84 ◯中野太陽君[90頁]  できれば、先ほど一般質問であったと言いましたけども、例えば、議会公用車、市長公用車とかの媒体です。既存のものに広告を載せるとか、あとネーミングライツ、建物に社名を入れるとか。今不況の中、なかなかそういったのが進まないと。スポンサー広告も普通のJリーグのチームとか野球のチームでもなかなか集まらないという中で、やはり苦しいところとは思うのですけれども、こういったところも限られた財源の中で、やはり自主財源を先ほど確保というのがありましたけれども、そういったところでいけば、金集めに走るのではなくて、やっぱりアイデアで、今ある中でどれだけ財源ができるかというところもやはり考えなくてはいけない時期に来ているのかなと思うのです。  今回、月4万5,000件ですか、広告料だけというところで、例えば広告の数を今4社か5社下のほうにあると思いますけど、それをあと1社、2社ふやすとか、そういったところもあってよかったのではないかなと思ったのですけども、それについてはどうですか。 85 ◯財務部長(馬場康明君)[90頁]  今御指摘のとおりで、ホームページの下のほうに現在は5枠でございます。余りふやすと市の肝心なホームページのほうに影響がございますので、そこら辺はバランスをとりながら今後検討していきたいと思います。  ほかの今おっしゃいましたようないろんなアイデアで収入をということは、当然考えていきたいと。先ほどの自主財源の確保のお話のとおりでございますので、これは、そういった新しいアイデアができて、新しい収入を得ることができるようであれば、ここは収入でございますから、どんどん追加をしていくということでよございますので、そのように努力をしていきたいと思っております。 86 ◯相浦喜代子君[91頁]  それでは、全体的なことはほかの議員の方が質問なさいましたので、少し細かいところで質問させていただきます。40ページ、41ページに使用料及び手数料があるのですが、市民の皆様には税金を納めていただき、また、それ以外の使用をなさる場合は使用される方が応分の負担をするということで、使用料をいただくわけです。ただし、使用料をいただきながら住民サービスということで一部は皆様からいただいた税金で賄うということになるわけですが、この中で、常に私が注目させていただきますのは、使用料が多いということは、それだけ市民の皆様に利用していただいている、すなわちその建物を理解していただいているというふうに私はとるのですが、その中で45ページ、民生使用料、所管は厚生委員会になりますので、今回は収入というところで質問をさせていただきます。平成19年度の決算書を見ますと、実際の平成19年度の金額で申しますと、多良見老人福祉センター使用料は76万円、そして、いいもりコミュニティ会館は116万3,000円、高来ふれあい会館は249万1,000円で、小長井さざんか会館の場合は198万2,000円というのが平成19年度の決算額なのです。そうすると、この平成21年度の当初予算で上げられている予算が少し金額が大きく計上されているのではないかと思うのです。ただ、平成20年度に利用頻度が上がっているのが確認できているからということであれば、これは、私のとり越し苦労ということになるからいいのですが、同じように、上山荘南館使用料を見まして、46ページにこれは掲載されているのですが、平成19年度決算でいくと377万8,000円、予算額は450万円とこれも大きく数字が見積もりされておりますので、実際平成20年度が平成19年度よりも減っていれば、これは予算として大きく計上し過ぎるということになりますと、この後また収入の中で差が出てくるのではないかというふうに思いましたので、どういう計算のもとこの平成21年度予算に使用料が計算され反映されているのかをまずお尋ねします。  同じように、今度は賃貸料というところでいきますと、59ページで今度は賃貸料、16款財産収入のところで、物品貸付収入というのが出てきます。情報システム化分84万1,000円。これは、エフエム諫早の分かどうかわからないのですが、これがエフエム諫早の分の賃貸料であるのかどうかの確認をまずこれだけお聞きします。 87 ◯財務部長(馬場康明君)[91頁]  まず、59ページの物品貸付収入です。84万1,000円、情報システム化分と書いてある分でございますが、これは、諫早ケーブルテレビジョンのほうに光ファイバーのラインを貸し付けておりまして、その分でございます。  それから、社会福祉会館とかその分の予算がふえたということでございますが、内容が福祉関係のほうでございますので、ちょっと健康福祉部長のほうに答弁をお願いします。 88 ◯健康福祉部長(平野 博君)[91頁]
     ちょっと手元に資料を持っておりませんが、この件につきましては、平成20年度から、従前社会福祉協議会が実施しておりました介護保険事業の施設使用の分が関係しているものでございます。平成20年度当初におきましては、この施設使用の部分については、当初予算にはその分が反映されてなかったと思います。今回は、平成21年度の社会福祉協議会の介護保険事業を引き継がれた事業所が2年間の期限つきで入所しておりますので、その法人の施設使用料を見込んで計上しているという状況でございます。平成20年度当初については、その分が反映されてなかったものと思っております。 89 ◯財務部長(馬場康明君)[91頁]  もう一点御質問がございました上山荘の南館使用料ですが、これは平成20年度の入館料を150円で2万7,000人を予定しておりましたが、平成21年度は3万人を予定しておりますので、50万円近く収入を見込んでいると、たくさん見込んでいるということでございます。 90 ◯相浦喜代子君[92頁]  まさに介護保険事業に今入っていただいて2年間ということですので、2年間行っていただいたことによって収入がふえるわけです。ただし2年間ですから、出ていただくということは減るということになるわけです。出ていただいて減ることになるのか、このままいていただいて、管理も含めてやっていただくほうが諫早市にとっての収入はいいのではないかというふうにちょっと私は思ったものですから、実際、この数字がどのような予算でなされているのかお尋ねしたところでした。  もう一つ、エフエム諫早に関しましては、社長の経営手腕が物すごくよくて、黒字経営ということで、賃貸料は減免措置をなくしたというふうにお話を聞いておるのですが、平成21年度の予算ではどのような形になっているのかお尋ねします。ちょっと私が今予算でどこかで入るかが見つけられなかったものですから。  それと、文化会館の食堂があります。文化会館の食堂も場所がらイベントがあるときにはたくさんお客様も入っていらっしゃるのですが、そうでないときというのも、結構私も見かけます。それでも月に10万円の賃貸料と、それから、光熱費も月額でいえば約5万円程度お支払いかと思うのですが、立地条件によって当然厳しい状況もあるかと思うのですが、諫早市の建物で民間の方が利用されていて、減免ということで、実際は諫早市に収入が入るべきなのだけれども、減免措置をして収入に差が出ているという部分というのが、今回の平成21年度予算の収入の部分ではありますでしょうか。 91 ◯財務部長(馬場康明君)[92頁]  まず、エフエム諫早についての御質問でございます。これは45ページの民生使用料の中に健康福祉センター等使用料というものが、中段のほうにございます。ここで169万5,000円を見込んでおりますが、この中に、33万4,000円ほど建物使用料を見込んでおります。これは平成20年度と同じでございます。  それから、文化会館の絡みで、民間が利用されて減免をしているかということでございます。多分あんまりないと思うのですが、ちょっと個別に現在思いつきません。済みません。 92 ◯相浦喜代子君[92頁]  詳しいことは委員会の中でですね。ぜひ当然入るべき収入なわけです。それは、減免がなければ諫早市のために使われるべきことなのです。ただし、建物によっては入っていただいて、そこが生きるということもありますので、減免のすべてが悪いとは私は申し上げないのですが、民間によっては一生懸命頑張ってやっていらっしゃるところもある。そして、黒字経営でありながら、減免はそのまま維持しているという場合も中にはあるやもしれませんので、そういったことがないように、市のほうでも当然指導していただきながら、その価値が減免の金額に値しているのかということも、当然市民からお預かりしている財産ですので、お考えいただきたいと思ったので質問をさせていただきました。あとは委員会のほうでぜひそのところも資料として出していただければと思いますので、それは部長よろしいでしょうか。 93 ◯財務部長(馬場康明君)[92頁]  そのようにしたいと思います。当然、その事情事情によりまして、もし減免をしておれば、そのときはそのときの事情があったと思いますので、適宜適正に見直す必要があれば見直しをして進めていきたいと思います。 94 ◯城田拓治君[92頁]  1点だけ、県支出金の関係ですけども、前年度対比マイナス41.5%になっております。当初予算では29億3,360万2,000円、前年度が50億1,631万9,000円ということで、これだけ大幅に減っているものですから、その原因は何ですか。 95 ◯財務部長(馬場康明君)[92頁]  県支出金の大幅な減額でございます。これは、昨年の当初に、強い農業づくり交付金、いわゆる営農支援の分でございます。これが16億6,600万円ほどございましたので、その分で大幅に減っております。 96 ◯議長(中村敏治君)[92頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 97 ◯議長(中村敏治君)[92頁]  ほかになければ、次に歳出に対する質疑に入ります。まず、第1款議会費について。      (「なし」と言う者あり) 98 ◯議長(中村敏治君)[92頁]  なければ、次に2款総務費について。 99 ◯牟田 央君[93頁]  これは、89ページで選挙費というのがあるのです。衆議院議員選挙、県知事選挙、市長選挙、市議会議員選挙と予算があるわけですが、特に市長選挙は早く開票して確定をすると。市議会議員選挙でいかに早く開票をして、確定をするような努力をどういうぐあいにされているのかを説明してください。 100 ◯総務部長(早田 実君)[93頁]  開票事務を早くしてという御質問でございますけども、それは、もう選挙管理委員会とも十分協議してそういうふうに話をしたいと思います。  以上でございます。 101 ◯牟田 央君[93頁]  これは選挙管理委員会がいなくたって、当然総務費ですから、過去いろいろな議会で提言をしているわけですから、それは当然総務部長も選挙管理委員会で予算を計上する限り、市民が全部待っているからと、できるだけ速やかに、そして、効率よく選挙をいかに執行して、市民の皆さん方に情報をお知らせするかという話をしておるのです。だから、そういうことで、総務部長もしっかり選挙管理委員会については、こういう予算を組んでしっかりと執行していただきたいわけです。 102 ◯総務部長(早田 実君)[93頁]  おっしゃいますとおり、先ほども御答弁申し上げましたけども、もうできるだけ早く事務が進むように協議したいと思います。  以上でございます。 103 ◯議長(中村敏治君)[93頁]  ほかにありませんか。      (「なし」と言う者あり) 104 ◯議長(中村敏治君)[93頁]  なければ、次に3款企画振興費について。 105 ◯相浦喜代子君[93頁]  やっとこどもの城の管理事務、それから、運営事業ということで予算が出てきたわけですが、この当初予算に出てくる管理事務費の中の人件費を見ますと大体何人ぐらいが配置されてくるかというのが出てくるのだと思います。3月20日には完成ということで、開館式があるかと思いますが、そのあたりについてお尋ねいたします。 106 ◯企画振興部長(堀口 忠君)[93頁]  こどもの城の職員の配置のお尋ねでございますけども、まず今現在想定をしておりますのは、現在5人の職員がこどもの城準備室に勤務をいたしております。そのうち1名は、建設の担当でございましたので、運営に係る職員といたしましては4名というように考えております。 107 ◯牟田 央君[93頁]  97ページに支所・出張所費というのがあるのですが、多良見支所も庁舎管理が1,952万1,000円、森山支所も1,481万円、飯盛支所も1,496万3,000円、高来支所が2,380万5,000円、小長井支所が1,188万円と書いてあるのですが、何か同じような数字が並んでいるような感じがするのです。ですから、これも、もっと効率よくできないかどうか。やっぱり広さとか、それから人数とか、それから利用頻度とかいろいろあるわけでしょう。ですから、もっと各支所しっかり節約するような対策をどういうぐあいに聞いていますか。 108 ◯企画振興部長(堀口 忠君)[93頁]  まず、この差額といいましょうか、それぞれ似たような金額とのお尋ねでございますけども、管理の形態に少しずつ違った部分がございます。ある支所では、当直の人たちがいたり、ある支所は機械警備であったりということで、それぞれの違いが出ておりますけども、今御指摘がございました、できるだけの統一、節約ということにつきましては、今後とも努めていきたいと思いますし、支所なんかは、今まで1階から3階まで使っていた部分が、大体事務室としては集中的に1階というようになっておりますので、その付近について、光熱水費等は必然的に減少してきているという状況でございます。 109 ◯牟田 央君[93頁]  合併して4年たつわけですよね。先ほどのように当直の方がいらっしゃる支所もあったと。それがどういう経緯でそういう当直があったかどうかわかりませんが、合併した後は、何でそこだけ当直員がいなければならないのかという検証もしていただきたいのです。ですから、そこで、私がさっき言ったように、いろいろな事情があるかわかりませんが、そこの努力はどういうぐあいにされているかということなのです。もうそこにずっと当直員がおらんばいけんという理由がどこにあるのか。他の支所に当直員がいなくて、ではどうしてできるのという、そこら辺の協議ぐらいは、もう合併して4年もたつわけですから、きちんとしていただきたいということで今質問しているわけです。 110 ◯企画振興部長(堀口 忠君)[94頁]  今の御指摘につきましては、支所と十分連携をとって、節減に努めてまいりたいと思っております。 111 ◯土井信幸君[94頁]  91ページをお願いいたします。3款1項1目企画費ですけども、諫早市体育館の予算がいよいよ上がってきましたけども、これは、以前から一般質問とか、あるいは関係団体の中でいろいろ打ち合わせをしていただきたいという希望があっておりましたけども、その辺はもうお済みでしょうか。 112 ◯企画振興部長(堀口 忠君)[94頁]  今回お願いをしておりますのは、実施設計等を予定いたしておりますけども、これまでに協議団体、特に現在の体育館を利用していらっしゃる団体の方々を中心として御意見を承っております。それから、体育協会の会長、副会長の意見もあわせてお伺いをしておるという状況でございます。 113 ◯土井信幸君[94頁]  各団体の人に聞きますと、その意見の聴取がまだ少し足りないのではないかと。まだあんまり自分たちの意見も言ってないし、まだ聞いてもらえないということでございますけども、もう実際の設計に入りますので、ぜひその辺は詳しく聞いていただいて反映をしてもらいたいと思いますけども、いかがですか。 114 ◯企画振興部長(堀口 忠君)[94頁]  財源なり、それから、敷地面積の関係もございまして、どこまで皆さん方の御希望に沿えるかという問題もございます。ただ、その中で十分に意見をお聞きして、可能な限り反映をさせていきたいというように思っております。 115 ◯中野太陽君[94頁]  同じく諫早市体育館整備事業についてお伺いしますけども、こちらの資料2のほうでは、事業期間が平成20年度から平成23年度となっておりますので、確認ですけれども、完成の時期について平成23年度のいつごろなのかお伺いしたいと思います。 116 ◯企画振興部長(堀口 忠君)[94頁]  現在では何月かというのはまだ確定はいたしておりませんけども、平成24年度から供用したいということで、そうなりますと平成23年度いっぱいが建設期間かなというように考えております。 117 ◯中野太陽君[94頁]  重ねてですけれども、体育館が新しく建設されるとなると今度、今現在ある体育館は、いつごろの取り壊しという計画があるでしょうか。 118 ◯企画振興部長(堀口 忠君)[94頁]  これは、できるだけ現在利用されている方々に不便をかけないということで、できるだけ長く使えるような計画をしているということで、現在歴史博物館の整備構想を立てておりますけども、その中で現在スケジュールを調整しているという状況でございます。 119 ◯中野太陽君[94頁]  ぜひ平成20年度から開始だとすると、最低でも開所までは現存してもらわないと、やはり利用者にとってみたら苦しいところが出てくると思いますので、これは要望でお願いしたいと思います。  以上です。 120 ◯議長(中村敏治君)[94頁]  午後4時になりましたら、会議時間を延長いたします。  次に、4款財務費について。 121 ◯牟田 央君[94頁]  105ページの契約管理費。平成22年度から電子入札というのをするような話を聞いたわけですが、平成21年度でどういうことをするのかというところです。それで、あと入札監視委員会というのができたそうです。それで、その委員会の事務費を幾らか組んでおられますが、立ち上げられたばかりですのでいろんな研修をしてもらわんばいかんと思うのですが、どういう研修をされようとしているのか。今委員長、それから、委員、大体5名以内ですか、そういうぐあいにされて、5人の委員の皆さん方にはよくわかった方もいらっしゃるし、そうでもない方もいらっしゃると思うのですが、どういう研修をされようとしておるのか、そこら辺の説明をしてください。 122 ◯財務部長(馬場康明君)[94頁]  まず、あとのほうからですが、入札監視委員会についてでございます。現在5名で発足をして協議をしていだだくように進めております。やはり新しい委員会でございますので、おっしゃいますように研修も必要だと思います。参考図書、その他資料を今そろえたところでお渡しをして勉強はしていただいております。しかし、研修も必要だろうということで、実際にうまく行っている先進地を見ていただくということで、その旅費も計上いたしまして、今のところは福岡ぐらいが身近でよろしいということで考えております。  それから、電子入札です。これはもう今の時代の流れの方向で諫早市もぜひ進めたいと、公平公正な入札を進めるために、今後こういうシステムは当然必要でございますので、その方向で進めるように今具体的な勉強をしているところでございます。 123 ◯牟田 央君[95頁]  これは行財政改革特別委員会で、入札監視委員会のすばらしい成績を上げている部署があるのです。ですから、最初は、こう言っては失礼なのですが、ちょっと離れている所に行くと本音が聞けるのです。近くだとなかなか言えないというのも私たちが研修をさせていただいた段階でも実際あります。ですから、最初はお金がかかるかもわかりませんが、きちんと成果を出しているような自治体に研修に行ってもらって、一番最初の研修が一番大事だと思うのです。ああ、これでよかとかなと思われるよりも、ここまでせんばいかんとかなと思われますような自治体に研修に行ってもらいたいと思うのですが、そのための予算をつくってありますか。 124 ◯財務部長(馬場康明君)[95頁]  予算はいろいろやりくりをすればできると思うのですが、何せ御多忙な方が多うございまして、そこら辺のスケジュールや皆様の御都合等も考えながら、最終的に議員の御意見も参考にいたしまして進めていきたいと思います。 125 ◯議長(中村敏治君)[95頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 126 ◯議長(中村敏治君)[95頁]  ほかになければ、次に5款健康費について。 127 ◯牟田 央君[95頁]  健康費は、健診というのが一番大事かと思うのですが、これは112ページに当たるのかなと思うのですが、先日毎日新聞を見ていると、今の国がプログラムしているような健診では足りないのではないかと。諫早医師会の内科の医師が、もっと諫早市独自で不足しているところを健診したほうが効果があるのではなかろうかなという新聞記事が載っていたのを私は見たのですが、いわゆる型にはまったような健診を繰り返ししても余り効果がないと言う人もいらっしゃるわけです。ですから、予算を使う場合には効果のあるような、そして、実際内科医がこれは必要だなと思うような健診をすべきだと思うのですが、どうなっていますか。 128 ◯健康福祉部長(平野 博君)[95頁]  健診につきましては、これは厚生労働省の動向といいますか、指導もあっておりますので、そういう部分での健診が主体になっているという状況でございます。ただ、医師会等の御意見等もいただきながら、ここの特定健診で申し上げますと、医師会等の御意見をいただきながら、健診項目をふやすとか、そういうこともいたしております。今後とも医師会等の御意見を伺いながら、できるものからそういう部分で効果のあるものは十分研究をさせていただきたいというふうに思っております。 129 ◯議長(中村敏治君)[95頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 130 ◯議長(中村敏治君)[95頁]  ほかになければ、次に6款福祉費について。 131 ◯土井信幸君[95頁]  福祉について3点ほどお尋ねいたします。まず115ページですけども、地域福祉費です。これは小長井や高来が合併した後、地区社会福祉協議会というのができておりますけど、この地区社会福祉協議会の果たす役割というのは、地域福祉に大きなものがあるのですけども、これがどこかの予算に入っているのかどうかお尋ねします。
     次、116ページの保育料相談等嘱託員報酬ですが、あちこち回るときに保育料がどうのこうのという相談が結構あるのです。それで、私たちはこういう制度というか、こういう人がいることも知らなかったものですから、これが、保護者あるいは保育園に周知徹底してあるのかどうか。  それと、もう一点、118ページでございますけども、高齢福祉費です。高齢者見守り・支え合い事業というのがありまして、これは介護保険のほうにも認知症高齢者等地域サポート事業というのがありまして、高齢者になるともうほとんど認知症が入ったりなんだりということがあるのですけども、その辺のすみ分けとか、どういう形になるのか、3点ほどお尋ねします。 132 ◯健康福祉部長(平野 博君)[96頁]  まず地域福祉費、地区社会福祉協議会の関係です。この予算につきましては、地域福祉活動推進事業の中に含まれております。この中に地区社会福祉協議会活動支援事業補助とか福祉団体交流支援事業とか、地区社会福祉協議会についていえば、この地域福祉活動推進費1,065万円の中に活動の支援のための予算は組み込んでいるというところでございます。  それから、保育料相談等嘱託員でございます。これにつきましては、保育料の納付の相談を担当するということでございまして、例えば保育料を滞納されている方の納付相談とか、それから、収納の関係とか、そういう部門を専門に取り扱う嘱託員でございます。  それから、見守り事業でございました。これは118ページです。高齢者見守り・支え合い事業です。内訳といたしましては、緊急通報体制等整備事業287万3,000円でございますが、これはGPSでの緊急通報体制です。安心サポートの部分でございますが、それの費用と、これは独り暮らしの高齢者の急病とか災害等の通報を受けて対応するシステムを平成20年度から市内を統一いたしまして、GPSとか、そういう機能がついた通報装置の貸し出しの部分でございます。  それから、見守りネットワークといたしましては、独居の高齢者等の総合的な見守り体制をするということで、これは平成20年度から研究検討を続けているところでございますが、企業等まで含めた地域での高齢者の見守り支援体制をどうするかということで研究を進めているものでございまして、平成21年度におきましては、先進地の事例の研究等をいたしまして、諫早方式といいますか、そういう部分について具体化をしていこうというための予算を計上しているところでございます。 133 ◯土井信幸君[96頁]  地区社会福祉協議会は、非常に私は大事だと思うのです。今から福祉は、私もしょっちゅう言っているのは、地域福祉は少し寂れているのではないかということを過去言ってきましたけども、この地区社会福祉協議会の果たす役割というのは非常に大きなものがあると思うのですけども、その辺を健康福祉部長はどう考えるかということと。  最後に質問しましたこのGPSですが、1年たちましたけども、どうなのか。このGPSが、鳴り物入りで導入しましたけども、現状はどうなのかちょっと検証していただきたいと、厚生委員会で、私が聞いたところでは、もうGPSをもらったけども棚の上にあるとばいとか、もう高齢者で認知症の人はちゃんと使い切らんという話が結構ありまして、そういうこともあり、このサポート体制、見守り体制を早く何とかしていただきたいという希望をいつも聞きまして、その辺がどうなるのかお願いいたします。 134 ◯健康福祉部長(平野 博君)[96頁]  地区社会福祉協議会の重要性については私どもも十分認識をいたしておりまして、社会福祉協議会あわせて地区社会福祉協議会というのが非常に地域福祉の推進役ということで最前線で頑張っていただいていることは、本市としても、地区社会福祉協議会の役割には大いに期待をいたしているところでございます。現在20地区に地区社会福祉協議会を設けていただいておりまして、合併後、旧町地域におきましては、地区社会福祉協議会を発足していただいたということでございますが、4年を経過いたしまして、本当に定着をしてきたということで、今後の地区社会福祉協議会の活動によりまして、さらに地域福祉の部分については推進をしていただけるものというふうに思っております。  それから、見守りのGPS通信機能です。それにつきましては、当初予定しておりました部分の台数については大体達成できたのかなとは思っておりますが、その使用の状況という部分につきましてはさらに今土井議員がおっしゃいましたような御意見もあれば、本市としても研究を重ねていきたいというふうに思っております。 135 ◯議長(中村敏治君)[96頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 136 ◯議長(中村敏治君)[96頁]  質疑を保留し、しばらく休憩いたします。                 午後4時2分 休憩                 午後4時15分 再開 137 ◯議長(中村敏治君)[96頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。  次に、7款生活環境費について。 138 ◯牟田 央君[97頁]  125ページに、市民生活費として消費生活相談事業というのがあるわけです。今この消費生活相談というのは、いろいろとにかく世情が、だまされたりするのが非常に多いわけですよね。ですから、長崎市の大黒町には県消費生活センターというのがありますよね。あそこは資格を持った方がいらっしゃって、そして業者といろいろ交渉して解決していただくというのが新聞紙上に書いてあるわけですが、それでは諫早市の消費生活センターはどれだけのことをやっているのかということと、それから、相談者がいらっしゃったら、そこで業者と交渉をして解決できるようなところまで持っていかなければならないと私は思うのですが、どういう目標を持っておられるのか、それがまず第1点です。  次に131ページ、水質汚濁対策事業の生活排水啓発事業ということで掲げてあるわけですが、これは去年からすると少し金額的には多くなっているのか少なくなっているのか。生活排水啓発事業というのは、幾ら下水道を整備しようが、農業集落排水事業を整備しようが、浄化槽を整備しようが、どうしてもこの生活排水対策というのはそのほかに大事な事業だと思うのですが、そこら辺の、この事業はどういうことをするのかという説明です。  次に132ページ、廃棄物管理費として、ごみ減量化事業としてごみ減量化推進事業、これは91万9,000円になっているのですが、今、県央県南広域環境組合においては多額の金をかけて燃やさなければならないとすると、各自治体がいかにごみの排出を少なくするかということが大事になってくるかと思うのですが、諫早市ではどういう啓発をなさろうとしているのか、まずその3点を説明してください。 139 ◯生活環境部長(藤山正昭君)[97頁]  まず、1点目の消費生活センターの件でございますけども、これは平成18年4月に消費者保護ということで設立をいたしました。その中で、消費生活ということでいろんな団体との交渉がかれこれございますので、そこに県警本部から当時は1名お願いをしていたという経過と、それと2名の専門委員、これは嘱託でございますけれども、資格を持った専門委員を雇って、現在もいるところでございます。  業者との云々という御質問でございますけれども、これはある程度、業者との交渉等についてはやっております。それで、どうしても解決が非常に難しいという分につきましては、県消費生活センターと連携をとりながら一応やっているという状況でございます。  次に、131ページ、これは大村湾の水質汚濁で一応予算は上げているのですけども、それでよろしいのでしょうか。生活排水啓発事業700万円ということでございますけども、これは例年水質の啓発事業ということでエコフェスタを開催している経費と、あと水質浄化に協力をいただいております連合婦人会に対する補助、そういうものもこの中で組んでいるところでございます。これにつきましては、市民の皆様方の協力をどうしてもいただかないといけないということで、各種団体等と連携をとりながら、特にエコフェスタにつきましては例年アーケードでやっておりますけども、一つは商店街の活性化という意味もございましてエコフェスタを開催いたしているということでございます。  次に、ごみの減量化の関係で、132ページでございますけども、今回ごみの減量化推進事業で91万9,000円を上げております。これは例年よりちょっと少なくございます。これは、新年度で新たにそういう事業を起こしたいということで、継続的なもので、今回はストックハウスの維持管理費等について経常的なものということで上げさせていただいています。  ごみの減量化につきましては、合併後、諫早市としましてもごみの減量化と資源物のリサイクルということで積極的に取り組んでまいりました。そういう中で、平成17年度、平成18年度、平成19年度、平成20年度の諫早市のごみの量は平成17年度で約5万トン、平成19年度が1,000トン落ちて4万9,000トンということで、1,000トン単位でずっと落ちてきております。本年度は、平成17年度5万トンあった部分が4万6,000トンを下ろうかなという予想をいたしております。これは、市民一人一人の方、そして家庭の御協力のたまものではないかと思っておるところでございます。そういう中で、新年度につきましては、そういうことも含めましてさらに減量化に取り組みたいということで、そのときはまた新たに提案をさせていただきたいというふうに思っておるところでございます。 140 ◯牟田 央君[98頁]  この生活排水対策については、南島原市は諫早市よりも進んだ面もあるということを研究をしていただきたい。それから、雲仙市もそういう生活排水対策の事業を今やっておられるようです。長崎新聞以外の新聞も私は見ておるのですが、よく長崎新聞にEM泥だんごだとか、それからEM活性液を使って、南島原市だとか諫早市もそうなのですが、あちこちにぎわいをしているでしょう。あれはいいことだからやっぱり新聞に載るのですよ。悪いことなら載らないと思うのですが、これは大いに微生物というのを活用していかなければならないとつくづく思うのです。詳しくは一般質問でやりますけれども、そういう前哨戦としてちょっとお尋ねをしたいというところです。だから、南島原市も研究するか、雲仙市もそういうのを研究するか、そこだけ答えてください。 141 ◯生活環境部長(藤山正昭君)[98頁]  有用微生物群につきましては、ずっと継続的に市民の支援をしてきたという経過がございます。特に、今近隣の市の話がございますけども、そういうのも情報を集めながら、どうしたらいいのかやっていきたいというふうに思います。 142 ◯牟田 央君[98頁]  それから、ごみの減量化なのですが、もっともっと減るのではないだろうかと思うのですよ。1,000トン単位で減るからいいということではなくて、もっと減らせる方法はないのかということの研究をしてもらいたいのですよ。4万9,000トンが1,000トンずつ下がったからといって、まだ私は多いと思うのです。だから、1,000トンずつ下がったからいいでしょうということではなくて、もっと下げる方法はないかということなのです。そこら辺はどうですか。 143 ◯生活環境部長(藤山正昭君)[98頁]  1,000トンずつ減ったからいいという言い方で御答弁を申し上げたつもりではございません。これは、市民一人一人の協力をいただかないと非常に難しいという面がございます。吉次市長は、家ではごみ担当だそうです。資源物のリサイクル、それとステーションにもみずからごみを運んでいらっしゃるという話を聞いております。議員各位もそういう家庭でのごみ出しに協力をしていただきたいと。川柳に「ごみ出し日捨てにいかねば捨てられる」というような川柳がございました。議員各位も家庭で御協力をよろしくお願いをしたいと思います。 144 ◯黒田 茂君[98頁]  今のは、確か第一生命のサラリーマン川柳だったですね。さすがよく知っておられましたね。  130ページの環境対策費の環境調査事業1,229万5,000円、具体的にどこの調査をされるのか、これが1点と、133ページ、環境衛生費、この説明欄のごみ処理施設管理費の中のごみ処理施設補修改善事業5,980万円、これがどういうものなのか。それから、これは決算審査特別委員会でも大分議論したのですが、旧処分場の埋立物処理事業、これがなかなか完了しないということで、今回も予算が上がっているのですが、この事業は昨年度の予算に比べて増減はどうなのか、この2点をお尋ねします。 145 ◯生活環境部長(藤山正昭君)[98頁]  130ページの環境調査事業についての御質問でございます。これは、自動車の騒音等の騒音調査と、これに航空機騒音も入ります、騒音の関係です。それと、振動調査、これは諫早市内の4地点で道路交通の振動の調査をやっております。それと、悪臭の調査、これは悪臭の苦情等があった場合に、それに基づいてやっているという状況でございます。あと、大気の調査事業、これは自動車の廃棄ガス等の大気汚染の調査をしております。それと、水質調査、これはゴルフ場の芝生等の薬品をまいたところの、それが浸透していった場合の水質調査をやっております。それと、地盤沈下の測定ということで、これは地下水とか地盤沈下量の測定、これは毎年やっておりますけれども、その調査をやっているのが環境調査の事業でございます。  それと133ページのごみ処理施設補修改善事業でございます。これは、今小豆崎の旧処分場の埋立物を溶融処理をしている状況でございますけれども、これの補修、部品交換に5,980万円を上げている事業でございます。  先ほど言いましたが、その旧処分場の埋立場の処理事業でございますけれども、これは現在決算審査特別委員会の中でも指摘をいただいたのですけれども、おくれてるということで、今鋭意努力をして、予定では平成24年度中に仕上げてしまいたいと思っております。ただ、今までは機械処理でやっておりましたけれども、どうしても小さいのが残りまして、それを手選別でやらなければいけないということでの事業と溶融処理に係る経費を上げているところでございます。 146 ◯黒田 茂君[99頁]  内容はわかるのですが、去年に比べて増減はどうなのかというのはわかりますか。 147 ◯生活環境部長(藤山正昭君)[99頁]  正確な数字は後で言いたいと思いますけれども、下がっております。これは、先ほど申し上げましたように、溶融処理をずっとやっていた部分と、先ほど言いました手選別、手で振り分けをして溶融できるもの、できないものに振り分ける期間をとりたいということで、その期間は溶融炉を止めるということで、溶融炉にいた職員をそちらのほうに回しているということで、金額的には減っているというふうに思っております。 148 ◯土井信幸君[99頁]  131ページ、7款5項1目環境衛生費でお願いいたします。真ん中ほどに緊急廃棄物処理事業というのがありますけど、この緊急廃棄物というものがどういうものかを1点教えてください。そして、下のほうに廃食油再利用啓発事業というのが32万4,000円あります。私の知った人でも天ぷら油を寄せて燃料にするということをやっておられますけども、こういうことの取り組みが何カ所ぐらい行われているのか、この予算がそういうところの補助になるのかどうかお尋ねいたします。 149 ◯生活環境部長(藤山正昭君)[99頁]  緊急廃棄物処理事業についての御質問でございますけども、まず1点目は、緊急廃棄物の処理ということで、災害時における廃棄物の処理、これはし尿とか例えば床上浸水でごみとなって出る、そういうものがもし発生した場合に、その経費として上げておるところでございます。  それと、廃食油再利用啓発事業でございますけれども、これは石けんグループの方々がいらっしゃいまして、廃食油から石けんをつくられているということで、毎年庁舎の玄関にそれでつくった鏡餅を飾られているということで、それをつくってらっしゃるグループに対する支援でございまして、それは1カ所でございます。 150 ◯土井信幸君[99頁]  この廃食油を車の燃料にするということに取り組んでいるところもあるのですよね。それは御存じですか。 151 ◯生活環境部長(藤山正昭君)[99頁]  そういう事業があることは存じ上げております。 152 ◯土井信幸君[99頁]  それに対する支援というのは全く考えていないのですか。どうですか。 153 ◯生活環境部長(藤山正昭君)[99頁]  実際、諫早市でやっておりませんけれども、いろんな形で地球環境の保全の問題、かれこれ問題があろうかと思います。それらの分については、収集体制とか、そういうのを研究してみる必要はあろうかというふうに思っております。 154 ◯議長(中村敏治君)[99頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 155 ◯議長(中村敏治君)[99頁]  ほかになければ、次に8款農林水産費について。      (「なし」と言う者あり) 156 ◯議長(中村敏治君)[99頁]  なければ、次に9款商工労働費について。 157 ◯相浦喜代子君[99頁]  157ページの観光費ですが、観光につきましては諫早市観光基本計画ができまして、これからさまざまな取り組みをなさるかと思うのですが、今回推進事務費260万9,000円があるのですが、これはこの観光計画の今後の部分で使われていくのか、また、この観光計画に沿った事業については別途ということで出ているのかどうかお尋ねをします。それと、のんのこ諫早まつり支援、その他の祭り支援が軒並み減額、軒並みと言っては失礼ですね、今平成19年度の決算書と見ていると少し減ってたのですが、のんのこまつりにつきましては、2日目によく雨が降るということで、実施が半分に抑えられることは、多々、ここまで数年あっていると思うのですが、この場合補助金でも執行がされてなければ戻ってくるということがあるのか、もうそのまま補助金は行きっ放しで、2日目に例え実施がなかったとしても、それまでにかかった準備を含めて使用されているので戻ってくるものはないというふうにとらえていいのか、お尋ねいたします。 158 ◯商工部長(才木雅人君)[99頁]  観光費の推進事務費でございますけれども、これは規定予算といいますか、骨格でございまして、今後の計画推進のための事務費等につきましては、また補正でお願いをしようと思っているところでございます。  それと、祭りでございますが、若干減っているというのは事実でございます。のんのこ諫早まつりにつきましても、一応100万円ほど昨年より減っているということでございます。それは、協賛等々いろいろいただいている部分が多くございますので、そこら辺は事業の推進とあわせて加味をしている予算だということで思っているところでございます。  それと、2日目が雨で中止の場合でございますけれども、大半は前日までに準備等で使われているという状況でございますので、それが、もう全くという部分であれば返還ということもあろうかというふうに思っているところでございます。  以上でございます。 159 ◯議長(中村敏治君)[ 100頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 160 ◯議長(中村敏治君)[ 100頁]  ほかになければ、次に10款土木費について。      (「なし」と言う者あり) 161 ◯議長(中村敏治君)[ 100頁]  なければ、次に11款都市整備費について。      (「なし」と言う者あり) 162 ◯議長(中村敏治君)[ 100頁]  なければ、次に12款消防防災費について。      (「なし」と言う者あり) 163 ◯議長(中村敏治君)[ 100頁]  なければ、次に13款教育費について。 164 ◯相浦喜代子君[ 100頁]  まず、204ページの図書館事務事業ですが、市民の方から、図書のほうは充実しているのだけれども、DVDの関係のほうが古いのばかりでなかなか利用するにも利用しにくいという御意見をいただきまして、どういう形で選定されているのかというのがあります。この図書購入の部分の中で、図書が圧倒的に多いかと私は思うのですが、DVDに関しての購入基準というのをどのように考えられているのか。また、このDVD、ビデオ分に関しては予算が大体どれくらいあるのかをお尋ねします。 165 ◯教育次長(平古場豊君)[ 100頁]  特にDVDを購入する基準というのはございませんが、図書館の司書によります選定の会議を開きまして、それと市民のリクエストなどをいただきながら購入をしているのが現状でございます。見たところかなり古いDVDもありますので、すべての人のリクエストにこたえることはできませんが、やはりある程度そういうリクエストにはこたえていきたいと思っております。  後段のDVDにかかわる部分の経費が幾らかというのは、現時点でお答えができません。
    166 ◯相浦喜代子君[ 100頁]  内容については、委員会の中ででもお示しいただければいいかと思います。  ただ、私が見に行ったときに一つ気になったのが、視聴というか、聞くコーナーがあるのですが、大きな音量で、そして若干アルコールのにおいもその周辺でしている雰囲気がございました。市民の皆様におかれましては、それなりに皆様がエチケットを守ってお使いいただいているのは重々わかっているのですが、中にはそういう方もいらっしゃる。また、大きな声を挙げて一緒に歌を歌っていたりとか、そういったことをたまたま見受けたものですから、職員の皆さんにおいては、利用者の方に注意をするのは、なかなか注意の仕方というのもありますので、苦情その他そういったところも委員会の中で話が少しありました。それと、利用者側のほうに問題点、今時はモンスターペアレントというのがはやっていますので、そういったところも委員会の中で少しあれば出していただいて、対策等をとられているのかどうかも御確認していただきたいところではありましたので、一つ質問させていただきました。  あとは、206ページ、今度は文化会館自主事業支援事業が今年度も入っております。平成20年度予算の中で、3月24日に伊藤多喜雄コンサートがあるということは私も承知しているわけですが、先ほど商工部のほうで、2日目のコンサートを予定されていたのですが、雨で中止で、その中止分がこういう形で出てくるのかなと思って、費用が若干安くなって、2,500円というチケット代ですから、通常ですと伊藤多喜雄さんも多分四、五千円ぐらいのコンサートをなさる方だと思うのですね。今回は平成21年度予算の中で組み込まれてますので、平成20年度はそれだけ金額が抑えられたとしても、今後平成21年度の事業予算としては何本ほど計画し、今後もこの2,500円とかこういう低金額で可能なのかというところをお尋ねしたいのです。 167 ◯教育次長(平古場豊君)[ 101頁]  現在会の名称変更も考えられておりまして、現在の案としては諫早文化会館芸術鑑賞会という名称にし、今までの文化会館だけの事業ではなく、例えばたらみ図書館の海のホールとか、小長井文化ホールとか、そういうところでもコンサートをやっていこうという計画をなされているところです。現在確定しているのは来年の2月21日だったと思いますけど、高嶋ちさ子の12人のヴァイオリニストコンサート、こういうものを計画をしているところです。それ以外には、いろいろ候補がございまして、琉球民謡の中孝介コンサートとか尺八の藤原道山コンサートとか、そういう幾つかの候補がありますが、大体おおむね文化会館での事業を3つ、支所地域のホールでの事業を1つと、そして、市の補助をいただいている事業ですので、伊藤多喜雄は昨年長崎でしましたけど、これは4,800円でございました。市民にあくまでも低廉な価格で事業を見てもらうという、今までの姿勢は変わりございません。 168 ◯相浦喜代子君[ 101頁]  自主事業に関しては、私もこれまで言ってまいりました。これまでも一定の役割は果たしてきたので、また新たな形でやったらいいのではないかというお話をしていましたので、今の教育次長のお話を聞くと、相当この自主事業に関しては様変わりをすると、様変わりをするのはいいのですが、残された課題というのがあるわけですので、そのあたりはきちんと今後とも、この平成21年度の中で当然解決していく問題ではないかと思うのですが、そのあたりは名称を変えて、委員の方たちはどういう形になるかわかりませんが、そのことについても、この平成21年度の中で議論されていきながら解決するということで考えていいでしょうか。また、それについては委員会の中でも掘り下げて議論されることだと思うのですが。 169 ◯教育次長(平古場豊君)[ 101頁]  今回新たにスタートをしているわけですけど、これにつきましては、市民の文化活動を統括する諫早市芸術文化連盟の全面的な支援を受けて、新たな委員が選任をされております。平成18年に起きた債務については、それについては検証するということを皆さんも認識をされておりますので、当然この事業の中で返済していくというふうに考えております。 170 ◯牟田 央君[ 101頁]  204ページですが、図書館費ということで、館長報酬等というのがあるようですが、諫早図書館館長、森山図書館館長、それからたらみ図書館館長、それぞれの報酬がどのくらい考えてあるのかというのが第1点と、それから208ページに文化会館費として、館長報酬として313万5,000円あるわけですが、教育次長が文化会館の館長を兼務していて、この一、二年何も支障がなかったわけですよね。どうして館長報酬を出して館長が必要かというところを説明してください。 171 ◯教育次長(平古場豊君)[ 101頁]  まず、諫早図書館の館長報酬は月額45万3,300円でございます。たらみ図書館の館長が25万3,300円でございます。森山図書館の館長が20万3,300円でございます。それと、文化会館の館長を私が兼務をしたということで、今度は報酬が載っているではないかということでございますが、私も教育次長という立場での文化会館の館長でございますので、幾分の力を文化会館に注ぐことはできますが、やはり本来の教育次長という職を全うしなければいけないという意味からは、やはり専任の館長が必要だというふうに感じております。  以上です。 172 ◯牟田 央君[ 101頁]  諫早図書館の館長が45万3,300円、たらみ図書館の館長が25万3,300円、森山図書館館長が20万3,300円ということなのですが、市民の話を聞くと、諫早図書館館長だけ何でそんなに高いのかと。それから、今から館長という方には、もちろん識見豊かな館長になってほしいわけですが、年金をもらっていらっしゃる場合には年金をもらってくださいと。それで、諫早市に貢献していただけるような館長に就任していただきたいと私は思うわけです。そういう意見があるということは、やっぱり2倍も払ってと言う人もいるわけですよね。ですから、確かに今の館長は識見豊かで、いろんな講演もされるというのはわかるのです。だけども、この方は確か平成11年からだったのですかね。そろそろ長いのではないかという意見も私は聞いております。かといって、今度は館長がかわった場合には、諫早図書館の館長に45万円差し上げたのだけども、今度は別の館長になってくると25万円だという具合になるのかならないのか。そこら辺が、長く館長をしていただいてどんな効果があるのかどうなのかというのは検証できませんが、今からは、そういう具合に退職者の方に館長になっていただく場合には年金をもらっていただいて、そしてできるだけある程度の金額で御奉仕いただくというような考え方を私は持っているのですが、教育委員会としてはどういう具合に思っているのか。  それから、この文化会館の館長も、前の館長では大体20万円ぐらいではなかったかと思うのですが、この報酬についていろいろ言うと、何で313万5,000円ですかという、そこになってくるわけですが、またこの館長も、もちろん教育次長が兼務されているのは僕はアブノーマルで異常事態だと思ったのですよ。館長を置かれるのも結構なのですが、もしも退職者の方に就任していただくのだったら、先ほどのような年金をもらって、そして識見豊かな館長に就任してもらいたいと思うわけですが、いかがですか。 173 ◯教育次長(平古場豊君)[ 102頁]  私に館長を選任する権利はございませんので、十分議員の御意見は参考にさせていただきたいと思います。 174 ◯宮崎博通君[ 102頁]  194ページ、学校整備事業の関係です。平成21年度の整備計画を見ますと、小野小学校と喜々津中学校の2校です。平成20年度も諫早市内の各小中学校の耐震調査をされたと思うのですが、なかなか結果が出てきてない。何で遅いのかが1点。それと、もし調査の結果によって早急に整備をしなければならない学校があったとすれば、平成21年度に補正予算を組むのかどうか、そこら辺をお尋ねいたします。 175 ◯教育次長(平古場豊君)[ 102頁]  昨年の6月議会で耐震診断の補正予算をお願いし、契約をしております。本来の契約の期間は2月でございましたが、各市が耐震診断を発注し、その辺の判定に日数がかかっていると。要するに、たくさんの業務が錯綜して、その判定に日数をとられて、まだ私たちのほうにその契約の報告が上がってきてないということで、工期の延長をし、3月19日にはその報告が来る予定になっております。それらの中で特にIS値が極端に低い場合があれば、それらのものは例えば補正とか、そういう対応をする必要も出てくるというふうに考えております。 176 ◯中野太陽君[ 102頁]  数点お伺いします。  まず195ページ、学校司書派遣事業ですけれども、これは、昨年司書の形態が変わりましたけれども、またことしも同じような形態でいくのか、4人の拠点校方式でやるのかどうか、まずこれを伺います。  次のページになりますけれども、これは小学校にも中学校にも両方あるのですけど、野外宿泊学習奨励事業、これはどういう内容なのかお伺いします。  それと、212ページになりますけれども、競技力向上対策事業と諫早のスポーツづくり事業、スポーツに関連しての事業が2つあります。国体に関しての分もあるのかなと思ってはいるのですけれども、まず、この選手強化事業308万3,000円、それとあと激励事業570万3,000円、この2つについてお伺いいたします。 177 ◯教育長(峰松終止君)[ 102頁]  最初にお尋ねの学校司書派遣事業につきましては、現在4人の学校司書を配置しておりまして、今ブロックで働いてもらっております。1年間して、その検証をしまして少し検討したいと。来年度も一応4人の配置でいきたいと考えております。 178 ◯教育次長(平古場豊君)[ 102頁]  212ページの競技力向上対策事業です。これにつきましては、より強い選手を育てるということで、選手にA指定、B指定というふうに、例えば県体で3年連続優勝した人にはB指定とか、国体で3番までに入賞した人にはA指定とか、そういう基準を設けまして、強化費の一部ということで、競技力向上対策事業ということで従来からやっている事業でございます。特に今後の国体を見据えたものではございません。  激励事業につきましては、市内の小中学校、高校の児童生徒が九州大会や全国大会へ行く際の激励金を支給している事業でございます。  以上でございます。 179 ◯教育長(峰松終止君)[ 102頁]  野外宿泊学習奨励事業につきましては、市内の小中学校の児童生徒たちが諫早市青少年自然の家に宿泊学習をいたします。そのときの車の借り上げ料等を含んでおります。 180 ◯中野太陽君[ 103頁]  済いません、確認ですけれども、学校司書派遣事業で、4人の配置はわかったのですけれども、やり方を検討するということは、まだ今までの拠点校を決めて10校、11校、手持ちで回っていたやり方を続けるのかどうするのかを検討するという意味だったのですか。ちょっと検討するの意味がわからなかったもので、そこをお伺いします。  それと、選手強化事業のほうのA指定、B指定なのですけれども、これはいわゆるノンプロの方が対象になるのか、全国ではなくて、選手レベルで言えばプロの選手とか、そういった方たちもこの対象になっているのでしょうか。お伺いします。 181 ◯教育長(峰松終止君)[ 103頁]  本年度、4人の学校司書によりまして4ブロックに、大体1人につきまして10校程度回ってもらっておりますけれども、専任の学校司書を置くのと今のようなブロックとでは、やっぱり人数が違いますので全然違うと思うのですよね。それで、1年間やったことについて結果を出さなければいけないと考えておりますので、そういったものも含めて、やり方の検討をするとかしたいと考えております。 182 ◯教育次長(平古場豊君)[ 103頁]  先ほどのプロ・アマのお話は、あくまでもアマチュアの選手に強化費を出しているということでございます。  それと、DVDとかCD、ビデオの資料購入につきましては、361万3,000円でございます。  以上でございます。 183 ◯議長(中村敏治君)[ 103頁]  ほかにありませんか。      (「なし」と言う者あり) 184 ◯議長(中村敏治君)[ 103頁]  ほかになければ、次に14款災害復旧費について。      (「なし」と言う者あり) 185 ◯議長(中村敏治君)[ 103頁]  なければ、次に15款公債費について。      (「なし」と言う者あり) 186 ◯議長(中村敏治君)[ 103頁]  なければ、次に16款諸支出金について。      (「なし」と言う者あり) 187 ◯議長(中村敏治君)[ 103頁]  なければ、次に17款予備費について。      (「なし」と言う者あり) 188 ◯議長(中村敏治君)[ 103頁]  なければ、次に歳出全般について。 189 ◯牟田 央君[ 103頁]  220ページに、平成21年1月1日現在の平均給料月額は、行政職が34万5,547円とあるわけですが、平成20年1月1日現在は34万7,911円と下がっておるようですが、平均給与月額というのを見ると、平成21年1月1日現在は40万9,686円、平成20年1月1日現在は40万6,048円と書いてあるわけです。平均給料月額が下がって平均給与月額が上がっているということはどういうことかという説明と、それから、ここは43歳平均で年間幾ら市民は負担をしておるのかと。要するに、43歳の平均で1人当たり年間の収入が幾らかというのを説明してください。 190 ◯総務部長(早田 実君)[ 103頁]  まず、第1点目の平均給与の額、平成21年と平成20年の1月1日現在の比較でございますが、平均給与というのは、給料に諸手当、時間外手当が含まれておりますので、個人によって手当が違ってまいりますものですから、ふえている人が多いということかと思います。そういうことで、給与のほうは平均給与月額が上がっているということでございます。 191 ◯議長(中村敏治君)[ 103頁]  もう1点です。 192 ◯総務部長(早田 実君)[ 103頁]  済いません、もう1回お願いします。 193 ◯議長(中村敏治君)[ 103頁]  議事進行で聞いてください。 194 ◯牟田 央君[ 103頁]  平均年齢43歳で40万9,686円とあるわけですが、では年間の総支給額は幾らですかということを聞いているのですよ。 195 ◯総務部長(早田 実君)[ 103頁]  1人当たりの年収ということでよろしゅうございましょうか。675万9,000円でございます。 196 ◯牟田 央君[ 103頁]  次に、給料の増減額は全体的には1億611万3,000円の減額となっていますが、昇給に伴う増加分として平均昇給率1%と書いてあって、4,552万7,000円増加と書いてあるわけですよね。これはいわゆる定期昇給という考え方なのかどうなのか。今世間では、それぞれの会社、経営者が全部給料を下げている状況なのですよ。そして一般の従業員にも、今とにかく世の中が厳しいから給料も我慢してくれというような社会情勢の中で、何で平均給与を1%昇給しなければならないのかというのに答えてください。 197 ◯総務部長(早田 実君)[ 104頁]  これは定期昇給の分でございまして、平成18年に給与改定を行いまして、現給保障という格好で定期昇給しても上がらないという人もいます。しかしながら、若い人たちは給与がやっぱり低いような状況でございますので、その分が現給保障額を超えるということになりますものですから、そういう増加分が出てくるということでございます。 198 ◯牟田 央君[ 104頁]  それで、トヨタでも定期昇給分も赤字なので昇給できませんと。トヨタのような大会社でも、赤字といいながらも4,000円の増額を申し入れたところ、もうそれはだめですよと、給与の上昇はもうできませんというような私は社会情勢だろうと思うのですよ。ですから、一般の市民は昇給はなく、じっと我慢しておるのに、昇給が決まっておるからこれを支給しなければならないと、世間からずれたようなやり方で市役所は大丈夫なのかなと。世間に合わせて、現給保障を平成18年に決めたけれども、昇給は我慢してくださいということはできないのですか。 199 ◯総務部長(早田 実君)[ 104頁]  昇給には、通常ベースアップと定期昇給というのが2種類ございまして、このベースアップ分はもう引き上げをしないということでございます。定期昇給については、こういった平均が1%ぐらいは上がるということで予算を計上しているという状況でございます。 200 ◯議長(中村敏治君)[ 104頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 201 ◯議長(中村敏治君)[ 104頁]  ほかになければ、次に第2表債務負担行為に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 202 ◯議長(中村敏治君)[ 104頁]  なければ、次に第3表地方債に対する質疑に入ります。 203 ◯宮崎博通君[ 104頁]  今年度33億5,910万円の合併特例債が予定されておりますが、平成20年度までの、前年度までの合併特例債の合計は幾らなのかということと、今年度のこの33億5,910万円の合併特例債を主に充てる事業、その事業名を教えてください。 204 ◯財務部長(馬場康明君)[ 104頁]  合併特例債の総計でございますが、当初予算をお願いしておりますので、現在の当初予算まで含めまして247億2,350万円でございます。したがいまして、当市は509億円ほどの枠がございますので、あと262億円ほどが借り入れ可能ということでございます。  主な事業といたしましては、大きいのが新庁舎の施設整備事業で25億7,000万円。あるいは諫早市体育館の整備事業が2,090万円、それから本野ふれあい施設の整備事業が2億6,240万円、そういったものでございます。 205 ◯議長(中村敏治君)[ 104頁]  ほかにございませんか。
         (「なし」と言う者あり) 206 ◯議長(中村敏治君)[ 104頁]  ほかになければ、議案第17号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第18号「平成21年度諫早市国民健康保険事業特別会計予算」に対する質疑に入ります。 207 ◯木村和俊君[ 104頁]  平成21年度諫早市国民健康保険事業特別会計予算について一つだけお尋ねをいたします。  260ページ、今年度の保険料の収入見込みが44億4,273万8,000円、前年度の当初に比べて4億5,905万4,000円、約11%ぐらいになると思うのですけど、増額になっています。御承知のように、国民健康保険事業の歳入歳出の関係は、全体の給付費その他の総費用から国とか県の交付金その他を差し引いて、残りを保険料で調整するという仕組みになっていると思うのですけど、まず最初に、そういう理解でようございますか。 208 ◯健康福祉部長(平野 博君)[ 104頁]  歳入の状況につきましては、当然ながら今木村議員がおっしゃったとおり、国県支出金等の特定財源を除いた部分を保険料収入という形で充てるという形になります。 209 ◯木村和俊君[ 104頁]  そうだと思うのです。そうしますと、昨年度の当初予算に比べて4億5,905万4,000円保険料の収入がふえると、保険料を見込まれてるという関係になっているわけです。それで、先ほどの一般会計の質疑の中で、市民税その他については、この不景気の中で平成21年度の市民税の収入は国の基準でも約8.5%減だということで、一般会計の当初予算の歳入の市民税のところもそのままこの8.5%を適用して、前年に比べて市民税の減収も当初予算にしてあるわけです。その関係からいくなら、国民健康保険料も当然、自営業その他の事業は非常に不振ですから、それにかかわらずこれだけ保険料収入を前年に比べて増額するということになると、被保険者の負担というのはかなりのものになりはしないかと思うのですけど、その辺はいかがでしょうか。 210 ◯健康福祉部長(平野 博君)[ 105頁]  国保につきましては、これは特別会計ということで、国民健康保険事業の運営でございます。保険料という部分につきましては、先ほど議員がおっしゃいますように、国県支出金等を除いた部分が保険料にかかわってくるということでございますが、歳出の部分で、これは医療費の伸びが見込まれるということでございますが、一般会計につきましては、歳入が減ればそれに合わせまして歳出を減らすということができますが、医療費につきましては、これは必要な事業であるということでございますので、医療費の増の部分につきましては、必要な国県支出金を除いた部分についていけば、これは保険料にはね返ってくるということでございますので、そのような財政構造になっているという部分で御理解を賜りたいと思っております。来年度におきましても、医療費は約8%程度伸びるのではないかという見込みの上での算出でございます。 211 ◯木村和俊君[ 105頁]  歳出の関係を、私尋ねているのではないのです。歳入のところで、保険料収入が前年に比べて約4億5,900万円、比率にして11%ぐらい増額をされていると。ですからこれは、先ほど一般会計でもやりとりしましたように、平成21年度の所得の伸びは8.5%減だということで、一般会計では市民税の減額を計上しているのです。ですから、片方国民健康保険料は10%ぐらいの保険料の伸びを計上すると、被保険者の負担というのは所得は8%ぐらい減ってるのに、保険料というのはかなりこれはもうふえると、全体としてそういう関係になりはしませんかと。その歳出はまた後で歳出のところでお尋ねしますけど、収入のところを見ればそういう関係になっていると私は理解すべきだと思うのですけど、いかがですか。 212 ◯健康福祉部長(平野 博君)[ 105頁]  これは、先ほども申しましたが、歳入というのは当然歳出に見合う部分で手当をしなければならないということでございますので、歳出の伸びという部分を予測しておりますので、それに見合った収入は必要だということでございます。 213 ◯牟田 央君[ 105頁]  この説明を、まず歳出があるのですよと、それに見合った歳入をするのですよという説明をわからない人がいるから不思議なのですよ。それはそうでしょう。かかる費用を算出して歳入を図るのですよということでしょう。それはまず歳出ありきですよね。歳出を減らすような論議をしないとどうしようもないということなのですよ。大いに病院にかかりなさい。どんどんかかりなさい。どこでも診療して、どんどん健康を保ちましょうと言いながら、保険料が高い。私は、これを逆にしなければいけないと思うのですよ。いかに医療費を少なくするようなことを、健康福祉部はまず考えなければだめですよ。例えば、お薬を月曜日はあの病院、火曜日はあの病院、水曜日はあの病院、木曜日はあの病院、金曜日はあの病院という具合に、そういう方がいらっしゃいませんかという問いかけをしなきゃだめです。そこを言わなければ、保険料がどんどん高くなるのは、皆さん方の医療のそういう状況が諫早市にはいっぱいあるのですよね、あるから幸せなことなのだけども、幸せを維持するためにはお金がかかるのですよという、もっと説明しなければだめだと思うのです。どうですか、そう思いませんか。もうちょっと答えてください。 214 ◯健康福祉部長(平野 博君)[ 105頁]  ただいまの牟田議員からの御質問でございますが、おっしゃるとおりだと思います。 215 ◯議長(中村敏治君)[ 105頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 216 ◯議長(中村敏治君)[ 105頁]  ほかになければ、これをもって議案第18号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第19号「平成21年度諫早市老人保健特別会計予算」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 217 ◯議長(中村敏治君)[ 106頁]  なければ、これをもって議案第19号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第20号「平成21年度諫早市後期高齢者医療特別会計予算」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 218 ◯議長(中村敏治君)[ 106頁]  なければ、これをもって議案第20号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第21号「平成21年度諫早市介護保険事業特別会計予算」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 219 ◯議長(中村敏治君)[ 106頁]  なければ、これをもって議案第21号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第22号「平成21年度諫早市公共下水道事業特別会計予算」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 220 ◯議長(中村敏治君)[ 106頁]  なければ、これをもって議案第22号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第23号「平成21年度諫早市農業集落排水事業特別会計予算」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 221 ◯議長(中村敏治君)[ 106頁]  なければ、これをもって議案第23号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第24号「平成21年度諫早市浄化槽事業特別会計予算」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 222 ◯議長(中村敏治君)[ 106頁]  なければ、これをもって議案第24号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第25号「平成21年度諫早市駐車場事業特別会計予算」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 223 ◯議長(中村敏治君)[ 106頁]  なければ、これをもって議案第25号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第26号「平成21年度諫早市墓園事業特別会計予算」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 224 ◯議長(中村敏治君)[ 106頁]  なければ、これをもって議案第26号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第27号「平成21年度諫早市水道事業会計予算」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 225 ◯議長(中村敏治君)[ 106頁]  なければ、これをもって議案第27号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第28号「平成21年度諫早市工業用水道事業会計予算」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 226 ◯議長(中村敏治君)[ 106頁]  なければ、これをもって議案第28号に対する質疑を終結いたします。  次に、日程第4、請願第1号「JR不採用問題の早期解決を求める請願書」を議題とし、これより請願第1号に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 227 ◯議長(中村敏治君)[ 106頁]  なければ、これをもって請願第1号に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第2号から議案第12号まで及び議案第17号から議案第28号までの23議案並びに請願第1号につきましては、お手元に配付しております委員会日程表のとおり、それぞれ関係委員会に審査を付託いたします。  以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。  次の本会議は2月27日定刻から開きます。  本日はこれをもって散会いたします。大変御苦労さまでした。                 午後5時22分 散会 Copyright © ISAHAYA City Assembly All rights reserved. ページの先頭へ...